五島市長選は現職・新人の争いに

8月23日に告示された五島市長選には、現職の野口市太郎(のぐち・いちたろう)氏(64)、新人の中西大輔(なかにし・だいすけ)氏(31)の無所属2人名が立候補しました。投開票は8月30日に行われます。

今回は人口減少対策、産業振興などが争点と考えられます。

8年の市長経験と古里への情熱で地域づくりを

野口氏は取材にまだ回答いただいておりませんが、回答が届き次第掲載の予定です。
野口氏は以下の政策を掲げました。

・コロナにより経済的ダメージを受けた観光や1次産業の将来を見据え、事業や雇用を維持する
・従来の雇用拡充や移住定住促進を継続し、人口減少を食い止める
・自然減対策で独身男女の出会い、出産、子育て支援を拡充する
・医療や介護体制、国が再編・統合の議論が必要とする富江病院の存続
・新図書館建設など教育環境の整備

IT企業での経験を活かして新しい風を吹かせ、大好きな五島へ貢献したい

中西氏には、選挙ドットコム編集部の取材に回答をいただきました!

【質問1】政治家を志したきっかけはなんですか?

「移住してマリンスポーツやガイドの事業を始め一段落がついたとき、次は何をしようかと考えました。その時、政治は新規参入が少なく、プレイヤーが固定化されているため、若い人が挑戦する価値が高いと思いました。

政治、行政という視点で五島を見ると、アナログな文化や形式的な物事の進め方が多く、時代に合っていないと感じました。IT企業での経験を活かし、新しい風を吹かせる事で大好きな五島への貢献ができると考えています。」

【質問2】尊敬する人は誰ですか?

「石橋湛山です。」

【質問3】当選したらこれだけは実現したいことはなんですか?

「まずは新型コロナ対策に全力を尽くし、医療崩壊を防ぐことが肝心です。早急に実現すべき事として、図書館建設をはじめとする大型事業を停止し、コロナ対策への予算を拡充します。具体的には、検温体制の強化、医療体制の強化、そして経済補償の強化を行います。

さらに、高齢化率が高い島の中では、多くの高齢者が交通課題を抱えているので、買物バスの本数を増やします。それに加え、低年金世代への給付を拡充する政策を実施します。」

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