SBK:トム・サイクスがBMWと契約更新。2021年はファン・デル・マークとタッグ

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 BMWは8月26日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているBMWモトラッド・ワールドSBKチームのトム・サイクスが2021年シーズンも同チームから継続参戦することを発表した。

 2019年にワークス体制を復活させてSBKに参戦しているBMWモトラッド・ワールドSBKチームは、BMWモトラッドモータースポーツとショーン・ミュア・レーシングの合同チームだ。2019年にフルモデルチェンジしたスーパースポーツのBMW S1000RRを走らせて優勝を目指している。

 BMWで3年目の参戦が決定したサイクスは、2009年からSBKにフル参戦しており、カワサキから参戦した2013年には9勝を挙げチャンピオンに輝いた経験の持ち主だ。2012、2014、2016年はランキング2位、2015年と2017年はランキング3位を獲得している。

トム・サイクス(BMWモトラッド・ワールドSBKチーム)

 BMWに移籍した2019年シーズンは、第8戦イギリスでポールポジションを獲得。第7戦イタリア(ミサノ)と第8戦イギリスのレース1で2位、第9戦アメリカのスーパーポール・レースと第11戦フランスのレース1で3位と4度の表彰台を獲得してランキングは8位につけた。

 2020年シーズンは表彰台獲得はまだないものの、開幕戦オーストラリアでポールポジションを獲得する速さを見せており、ランキングは10位につけている。

マイケル・ファン・デル・マーク(パタ・ヤマハ・ワールドSBKオフィシャルチーム)

 また、BMWは2021年に新たにマイケル・ファン・デル・マークを起用することを7月2日に発表している。

 ファン・デル・マークは2015年にホンダでSBKの参戦をスタートさせて、2017年にヤマハに移籍した。2018年第6戦イギリスでは初勝利を挙げると2連勝を記録。2019年は第6戦ヘレスのレース2で優勝を飾っている。今季は第2戦スペインのスーパーポール・レース、第3戦ポルトガルのレース1とレース2に3位表彰台を獲得した。

 BMWモトラッドのモータースポーツディレクターを務めるマーク・ボンガーズ氏は「トムは当初からSBKチームの一員でありこのプロジェクトに重要なライダーとなっている」と以下のようにコメントをしている。

「2018年12月に復帰して最初のテストを行ったが、2021年にも共通の道を歩むことができて嬉しい。これにより、開発プロジェクトの成功に非常に重要な継続性を与えてくれる。我々はすでに多くのことを一緒に達成しており、現在の目標はトップとのギャップを埋めることだ。トムのBMW S1000RRに関する幅広い知識と彼の意見はこれを達成する上で重要な役割を果たすだろう」

BMWからSBKに参戦するトム・サイクスとユージン・ラバティ

 この発表により、サイクスのチームメイトとしてSBKに参戦しているユージン・ラバティは今シーズン限りでチームを離脱することが明らかとなった。2021年におけるSBKのラインアップは、カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKから継続参戦することが決定しているジョナサン・レイとアレックス・ロウズに続くものとなる。