オンライン授業の実態調査 - 利用1位はZoom

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MMD研究所は8月28日、アンケートアプリで実施した「オンライン授業に関する中学生とその親の実態調査」の調査結果を発表した。

今回のアンケート調査は、12歳~15歳の中学生の男女400人と、中学生の子供を持つ30歳~50歳の母親353人を対象に、2020年8月5日~8月10日の期間、テスティーが提供するスマートフォン用アンケートアプリで実施したもの。

「オンライン授業について知っているか」という質問に、中学生は92.7%、中学生の母親は91.8%とどちらも9割以上知っているという回答を得た。

次に、休校要請のあった3月2日~5月末までの3か月間は「休校していた」という722人に、学校が主催するオンライン授業を受けたか聞いたところ、「受けたことがない/オンライン授業をやっていない」と回答したのは、中学生(n=380)が48.2%、中学生の母親(n=342)が45.9%とどちらも最多であったという。

次に「以前は受けていたが、今は受けていない」は中学生、中学生の母親ともに36.3%、「現在受けている」は中学生が15.5%、中学生の母親が17.8%で、オンライン授業経験者は中学生が51.8%、中学生の母親が54.1%であった。

続いて、同オンライン授業経験者382人を対象に、その授業で利用しているサービスを複数回答で聞いたところ、「Zoom」が33.0%と最も多く、次に「スタディサプリ」が22.8%、「Classi」が13.4%となった。

同オンライン授業に満足しているか対象者別に聞いたところ、「満足している」「やや満足している」を合わせた満足度は、中学生(n=197)が73.6%、中学生の母親(n=185)が63.8%となった。

同オンライン授業の経験のない340人を対象に、休校中の学習について複数回答で聞いたところ、「登校時に渡された宿題をしている」が58.5%、次に「自学自習している」が32.6%、「送付されてくる宿題をしている」が29.7%となった。

また、学校主催または学習塾主催のオンライン授業を現在も利用していると回答した163人を対象に、今後もオンラインでの学習を継続したいか聞いたところ、「継続したい」「やや継続したい」を合わせた継続意向は中学生(n=84)が75.0%、中学生の母親(n=79)が79.7%となった。

なお、学校の入学・始業時期を秋にずらす「9月入学」に関して、賛成よりの意見として「混乱はするとおもうが、他の国に合わせた方がいいので、賛成(13歳・男子)」、「いいと思う。でも、実施するのは難しいと思う。グローバル化を目指すならやったほうが、外国人留学生も行きやすいし、日本からの留学生も外国に行きやすいと思う。(12歳・女子)」といった声があがった。

一方、反対よりの意見としては、「早く入学してたくさんの人と交流したかったけど、9月入学だと勉強も遅れて予定がぐちゃぐちゃになってしまうから個人的には残念に思っている(12歳・男子)」「これまでの入学、卒業といえば桜の咲く春という日本の文化を壊すことだと思う。(13歳・女子)」などの声があった。