「ずっと“テレビっ子”だった」水溜りボンド、初の冠番組に歓喜

テレビ神奈川(tvk)では10月3日から、人気YouTuber・水溜りボンドの地上波初レギュラー冠番組「水溜りボンドの〇〇行くってよ」(土曜午後10:00)がスタートする。水溜りボンドはカンタとトミーの2人組動画クリエーターで、YouTubeでの彼らのチャンネル登録者数は430万人を超える。

同番組は、そんな人気を集める水溜りボンドが、神奈川県内を中心にさまざまな場所を訪ねる“街ブラ番組”だ。このほど行われた記者会見に登場したカンタとトミーは、「YouTubeでの活動を6年続けてきましたが、まさかテレビで冠番組をできるとは思っていなかったので光栄です」と喜びをあらわにした。また、YouTubeの大事な撮影では雨に降られることが多いという彼らには珍しく、「〇〇行くってよ」の初回収録は快晴で、「天候や神奈川の絶景に助けられました」と振り返った。

事前の打ち合わせで番組スタッフから「水溜りボンドらしい番組作りを」という言葉をもらったこともあり、彼らも気兼ねせずに初回収録に臨めた様子。2人は「自分たちらしい番組ができた」とする一方で、「撮影したものがどのように編集されているのが楽しみ。初回放送を見て反省点は次の収録に生かしていきたい」と動画クリエーターとしての見解も見せた。

番組を待ち望んでいるファンに向けて、カンタは「テレビで冠番組を持つことができたのは、YouTubeで僕らを応援してくださる方々のおかげです。今後、テレビでまた違った僕らが出てくると思いますが、それも絶対に僕ららしくて、僕らがめちゃめちゃ楽しんでいるテレビ番組になると思うので引き続きよろしくお願いします」と思いを伝え、トミーは「水溜りボンドという2人のエンターテインメントは、周囲の方々に支えていただいて今の状況があると思います。せっかくいただいたチャンスですので、精いっぱい頑張ります」と意気込みを語った。

「ずっと“テレビっ子”だった」と話す2人。そんな彼らが共に影響を受けたのが、ダウンタウンだという。会見では「僕ら2人ともダウンタウンさんが好きなんです。自分たひがリアルタイムで見ていない時代の番組もDVDを探して見ていました。2人が仲良くなったきっかけもダウンタウンさんでした」と告白。学生時代に共通の趣味をきっかけにコンビになった彼らの息はぴったり。この日もトミーが「相方の地元が川崎市なので、川崎を回って彼のルーツを探る企画をやってみたい」と話すと、カンタが「ぜひぜひ、ウチに来てください!」と会場の記者たちを笑わせ、盛り上げていた。

番組放送に先立ち、tvkでは9月4日から全4回で「水溜りボンドが何かするってよ」(金曜午後9:55)を放送。彼らのレギュラー番組獲得までを紹介する。また、「水溜りボンドの〇〇行くってよ」は放送終了後1週間、TVerで配信されることも決定している。

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