【紫外線対策】9月も油断は禁物?お出かけ前にNGな食べ物と外出後に摂りたい食べ物

「もう夏も終わりだし“紫外線対策”もそこまで頑張らなくてもいいかな?」と思われている人も多いのではないでしょうか?
昨今地球温暖化の影響で年々夏日が伸びている現状もあり、年中通して「紫外線」対策は必要です。

そこで今回は、紫外線が与える影響カラダの外側から行う紫外線対策のほか、「お出かけ前にNGな食べ物」「外出後に摂りたい食べ物」について詳しくみていきましょう。

そして、紫外線から肌をしっかり守っていきましょう。

紫外線は肌やカラダに悪い?

一般的に、紫外線を浴びすぎることにより、

  • 皮膚がん
  • 白内障

になる確率が高いと言われていることから、紫外線を浴び続けることは、お肌にも良くないということがよくわかりますね。

肌は、たくさんの紫外線を浴びると、肌を守っている「うるおい」を維持できなくなってしまいます。
すると、肌を守ろうとして角質がぶ厚くなり、化粧水や乳液などのスキンケアが浸透するのを妨げてしまうのです。

気象庁は、紫外線の強さを示す「UVインデックス」を公表し、紫外線の強い日には紫外線対策をするよう求めていますので少し詳しくみていきましょう。

(参考:気象庁「UVインデックスとは」より)

「UVインデックス」とは?

「UVインデックス」とは、紫外線がヒトのカラダに与える影響の強さを指標にして表しているもので、気象庁のサイトで閲覧することができます。

グラフによると紫外線の強さは、全国的に、1月頃から7月・8月をピークに山形カーブを描き、12月にかけて減少する傾向にあるようですが、年中通して対策は必要です。

(参考:気象庁「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」より)

気象庁が推進する紫外線対策

気象庁では、UVインデックスに合わせた紫外線対策をするよう呼びかけていますので、少しみていきましょう。

たとえば、UVインデックスの数値が8~11+までの「非情に強い」から「極端に強い」日は、できるだけ外出を控え、必ず長袖シャツと帽子を身につけ、日焼け止めを塗るよう求めています。
また、紫外線の強さが3~7までの「中程度」から「強い」日には、できるだけ日陰を利用し、できる限り長袖シャツと帽子を身につけ、日焼け止めを塗るようにと記載されています。

安心して戸外で遊べるのは紫外線が「弱い」1~2までの間とされているので、紫外線対策に気を配らずに外出できるのは、全国的に11月~1月ぐらいまでの短い期間です。

お出かけ前にNGな食べ物

お出かけ前に食べないほうがよいのは、光毒性のある「ソラレン」を含む食材です。

ソラレンが入っていると、紫外線を吸収しやすくなり、

  • シミ
  • そばかす
  • 色素沈着
  • 炎症を起こす
  • 痒み

といった悪影響を及ぼす原因となってしまいます。

その「ソラレン」、実は、紫外線予防によいと言われているビタミンCをたっぷりと含む野菜やフルーツにとても多く含まれています

「ソラレン」を多く含む食材

ソラレンを多く含むフルーツや野菜は、下記のようにとてもたくさんあり、

【フルーツ】
・レモン
・オレンジ
・アセロラ
・グレープフルーツ
・パイナップル
など

【野菜】
・じゃがいも
・きゅうり
・セロリ
・大葉
・パセリ
・パクチー
など

こういった食材を食べたあとは、食材によって約2~6時間外出しないほうがいいようです。

でも、ビタミンや栄養の豊富なフルーツや野菜を選り分けて食べるのは大変ですし、栄養も偏ってしまいそうですね。

そこで、こういった食材を毎日の食事やスムージーなどのドリンクに取り入れたい場合の対処法についてもみていきましょう。

フルーツや野菜をたっぷり摂りたい場合

まず、オススメしたいのは、ソラレンの含有量が多い食材を「夜」に摂るという方法です。

夏の間だけは、夜ご飯や夕食前のドリンクとしてフルーツや野菜を摂り、そのまま就寝すれば、ソラレンも怖くないですね。

もうひとつの方法は、シミなどの予防効果があると言われている、下記のような食材と一緒に摂取する方法です。

・バナナ
・リンゴ
・大根
・トマト
など

バナナやリンゴは、フルーツや野菜と一緒にジューサーで撹拌すればドリンクができますし、トマトや大根もサラダとして使えば、いろいろな野菜と合せられます。

外出後に摂りたい食べ物

日焼けをした日や紫外線をたっぷりと浴びてしまったと感じる日には、抗酸化力が期待できる「リコピン」を多く含む食材がオススメです。

たとえば、

・トマト
・ニンジン
・スイカ

など、です。

また、抗酸化作用のある栄養素は、紫外線対策にも有効だと言われていますので、下記のような食材も積極的に食事に取り入れてみてくださいね。

・ブロッコリー
・キャベツ
・アボカド
・アーモンド
・ホウレン草
・ニンジン
・モロヘイヤ
・小松菜
など

まとめ

紫外線の浴びすぎは肌に悪影響を与えるだけでなく、皮膚がんや白内障といった病気にもなりやすいようですので十分に気をつけましょう。

長袖シャツや帽子を身につけ、日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、ぜひ今回紹介した「お出かけ前にNGな食べ物」や「外出後に摂りたい食べ物」にも注意してみてください。

そして、ぷるんぷるんのみずみずしいお肌で秋・冬を迎えましょう。

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