鎌倉倶楽部 鎌倉小町店|お茶のテーマパーク!お茶の新しい楽しみ方ができる店

西鎌倉にあるお茶の名店「鎌倉倶楽部 茶寮」の2号店「鎌倉倶楽部 鎌倉小町店」。

日本各地のお茶を本格的に味わえるお店で、スタッフ自ら産地に出向きお茶を仕入れ、ただ飲むだけでなく様々な「お茶の可能性」を提案し、素晴らしさを伝えているお店です。

実は西鎌倉の「鎌倉倶楽部 茶寮」に行った知人から、強くお勧めして頂いたお店。実際に行ってみると本当に素敵すぎてすっかりファンになってしまいました。

ここではお店の様子や人気メニューなど、鎌倉倶楽部 鎌倉小町店の魅力をたっぷりとをご紹介していきます(^^)

鎌倉倶楽部 鎌倉小町店ってどんなお店?

アクセス方法

鎌倉倶楽部 鎌倉小町店は、鎌倉駅東口から徒歩3分。

若宮大路からも行くことができますが、小町通りから向かってお土産やさんの「鎌倉八座」で曲がるとわかりやすいです。

ビルは若宮大路に面していますが、お店の入り口はビルの裏手の奥まった場所にあり少しわかりずらいので注意。

営業時間と詳細

住所鎌倉市小町2-10-19二ノ鳥居ビル1階電話番号0467-23-1000営業時間11時00分~19時00分定休日木曜日公式ホームページ

鎌倉倶楽部 鎌倉小町店に行ってきました!

こちらがお店の入り口です。おしゃれなのれんに、氷の文字が可愛らしいです。

店内の様子

店内に入ると早速カウンターが出迎えてくれます。L字のカウンターには全部で7席。テーブル席はありません。

落ち着いた店内には、日本各地から厳選して厳選して集められたお茶と、茶器、雑貨、和三盆のお菓子、オリジナルのおかきなどお茶受けが販売されています。

西鎌倉の本店と比べると、こちらの方が扱っている商品は若干少ないそうです。

小物や食器の販売も行なっています。どれもおしゃれ。

店内の奥にはバーカウンターがあり、普段はお茶のカクテル「茶カクテル」や、抹茶ビールなどを楽しむことができます。この日は食器の展示がされていて、その時によって使われ方が変わるようです。

おすすめや人気のお茶について聞いてみる

店内には20種類以上のお茶が販売されています。お茶の買い付けはスタッフ自ら行なうというこだわりよう。

お茶は、産地によって味が全く違います。水はけ、霧、川の上流か下流か、日照時間など、その土地の土の栄養分や質によって味は変わってくるそうです。味はさっぱり、濃い、しっかり、優しいなど。まるでワインのようですね。

そして発酵させたり、炒り方によっても違うものになるので、茶寮さんでは様々なお茶が楽しむことができます。

店長さんおすすめ!静岡県 天竜と川根のお茶

こちらのお茶は静岡県浜松市の天竜川の辺りにある茶畑のお茶です。やぶきたというお茶の品種で、しっかりとした強めの味が特徴です。

川根は静岡県に流れる大井川の辺りにある茶畑で、スッキリ爽やかな余韻が楽しめるお茶です。

静岡県と言えばお茶の生産地として有名ですが、静岡県には天竜川、大井川、安倍川と3つの大きな川があり、育つ場所によって全く味が異なるそうです。

お手頃価格で人気の「嬉野のお茶」

販売されている中で比較的値段が控えめなのが、嬉野のお茶。嬉野のお茶はしっかりと印象に残る香りが特徴。私も以前初めて嬉野のお茶を飲んだ時はとても感動したのを覚えています。鎌倉でも買えて嬉しい。

ちょっと変わったお茶も人気

茶寮にはブルーベリーの葉で作られたお茶や、乳酸菌が一緒に摂れる発酵したお茶、茶葉がくるくると巻いている釜炒り茶など。ちょっと変わったお茶も人気です。

ブルーベリーの葉のお茶はノンカフェインで、妊婦さんでも安心して飲めるお茶。アントシアニンも含まれていて、アンチエイジングにもいいそうです。

発酵し花の香りがするお茶は、中国のプーアル茶にも似た香り。その時々によってラインナップが変わるそうなので、お店に行ってからのお楽しみですね。

茶寮の甘味メニュー

甘味は季節の限定商品や、小町店限定商品もあり、西鎌倉店ともメニューが違います。そして季節によって変わるので、季節ごとに訪れたくなりますね。

人気メニューは、白玉と焼きたて最中。

2つとの定番のメニューで、白玉は季節によって餡の野菜が変わります。夏は枝豆でしたが、次はかぼちゃの予定だそうです。

そして焼きたて最中は注文してからその場で焼いてくれるので、パリッサクッの自慢の一品。3種の餡(粒餡、白餡、抹茶マスカルポーネ)を皮の上に乗せたり、挟んだり好きな組み合わせで楽しむことができます。

磯辺じゃがいも餅は、新米の時期になるとお餅を飛騨から取り寄せて磯部餅のメニューになる予定だそうです。

  • 枝豆と白玉
  • しそもち
  • 焼きたて最中
  • 磯辺じゃがいも餅
  • 京おかきと和三盆
  • ひとくちミルクソルベ※小町店限定
  • 抹茶アフォガード※小町店限定
  • レモンパフェ※季節限定

お茶のメニュー

  • 煎茶
  • 抹茶(温・冷)
  • 玉露(温・冷)
  • 発酵茶
  • 和紅茶
  • 番茶・焙じ茶
  • ノンカフェイン茶

お店で販売されている銘柄を、カウンターで飲むことができます。

お茶とお酒のコラボ「茶カクテル」が気になる!

  • 抹茶ビール
  • あわせ茶酒
  • 茶寄居

などお茶のカクテル「茶カクテル」は商標登録したそうです。ノンアルコールのカクテルもあり、中でも抹茶スカッシュは茶筅で点てるなど見て飲んで楽しそう。どんな味なんでしょうかね〜。気になります!

カフェスペースでお茶を楽しもう

カウンターでは販売しているお茶や、甘味を楽しむことができます。私は煎茶のしっかりから「天竜」と、甘味は枝豆と白玉を選びました。

写真映えするレモンパフェか焼きたて最中か迷いましたが、ここは王道から攻めたいと思います!煎茶はまず茶器を選びます。自分の好きな形でいいそうなので、丸っこい可愛らしい物をチョイス。

そして茶葉を計ります。天竜は6gが適量。

まずはお茶の香りを嗅いでみます。強めのいい香り。そして食べてみることを勧められたんですが、これは流石に苦かった(^^;)淹れる前のお茶を楽しんだのは初めてだったので、ワクワク!期待が広がります。

お湯は本格的な鋳物の釜で沸かします。カウンター越しでしたが、特別に撮影させていただきました。鋳物の釜で沸かすと、お湯が円やかになるそうです。

まずはお茶をいただきます。飲んでみるとしっかり濃く、お茶の苦味を感じます。ふわ〜っと鼻から抜けるようにお茶のいい香りがします。

そして枝豆と白玉。白玉がツヤッツヤでたまりません。枝豆の餡は枝豆の味が生かされていてちょうどいい甘さ。

ちょっと塩気があるのもいいですね。そして白玉がもっちもち!まだ温かくて柔らかい。

枝豆とよく合う。美味しい〜!

2杯目は自分で淹れます。1分の砂時計で時間を計ります。2杯目は1杯目より苦味が抑えられてやさしい味になっていました。2杯目もしっかり美味しかったです!

鎌倉倶楽部 鎌倉小町店に行った感想まとめ

お話を伺った店長の齊藤さん。
子供の頃からの夢を叶え、お茶が仕事になりました。お茶への愛が止まりません。
お店に行けば店長さんとお話できるかも?!

鎌倉倶楽部 鎌倉小町店は、全国から集めたこだわりのお茶が飲めるだけでなく、様々なお茶の楽しみ方を提案してくれるお店です。

食べてみたいもの、飲んでみたいものが多すぎて、お茶のテーマパークに来たかの様なワクワク感ありました。

今回はスタンダードな物を頼みましたが、次回は抹茶スカッシュや茶カクテルを注文したい!甘味は季節限定の物もありますし、何度訪れても楽しめそうです。

お茶が好きな方、お茶で色々な体験を味わってみたい方は、ぜひ立ち寄ってくださいね(^^)

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