離乳食のアスパラガスはいつから?初期・中期・後期レシピ【管理栄養士監修】

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シャッキリとした歯ごたえがおいしいアスパラガスですが、赤ちゃんはいつごろから食べられるようになるのでしょうか。今回は、離乳食でアスパラガスを取り入れ始める時期の目安や、下処理のコツなどを解説します。記事内で紹介するアスパラガスの離乳食レシピとともに参考にしてくださいね。

アスパラガス、赤ちゃんは離乳食でいつから食べていいの?

離乳初期はアスパラガスの穂先を落とし、茎部分のみを皮をむいて使います。中期以降は、皮をむけば全体を使えるようになります。

・初期の調理:穂先は切り落として皮をむき、やわらかく茹でてすりつぶし、お湯でのばしてペースト状に
・中期の調理:皮をむき、やわらかく茹でて2~3mm位のみじん切りに
・後期の調理:皮をむき、やわらかくゆでて4~5mm位の粗めのみじん切りに
・完了期の調理:皮をむき、やわらかくゆでて1cm大に切る

■ワンポイントアドバイス■

アスパラガスは甘みやうまみがあるので、離乳初期からおすすめの野菜ですが、少しペーストにしにくいことがあります。
後期から始まる手づかみ食べの食材としても使えますが、食べさせる時は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

アスパラガスはどんな野菜? 旬と栄養素

アスパラガスの旬の時期は「春~初夏」

ハウス栽培も行われるため、一年中手に入りやすいアスパラガスですが、うまみや甘みが増して一番おいしくなる旬の季節は5〜6月ごろです。

アスパラガスに豊富な栄養素は?

アスパラガスは緑黄色野菜のひとつ。名前の由来となったアスパラギン酸(うまみのもととなるアミノ酸の一種)が豊富です。他には、葉酸、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンKも多く含まれます。

離乳食のアスパラガス、下処理・下ごしらえの方法

アスパラガスは根元のあたりは繊維が多くて、食べにくいことがあります。アスパラガスの茎の根元の方を持って、ポキッと折れた箇所が筋の少ない部分と多い部分との境目の目安になります。そこから上(穂先側)を使うとよいでしょう。

離乳食用は皮をむいて

アスパラガスの皮は、大人は噛み切ることができますが、赤ちゃんにとっては食べにくいので、ピーラーなどで皮をむいて調理します。

■ワンポイントアドバイス■

太めのアスパラガスを選ぶと皮がむきやすいのでおすすめです。

アスパラガスの離乳食、よくある疑問

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは、栄養は違うの?

ホワイトアスパラガスは、日に当たらないように盛り土をして育てられているので名前の通り色が白。グリーンアスパラガスの方が葉酸、ビタミンAやビタミンKが豊富です。

冷凍保存もできる?

アスパラガスは、生でもペースト状など調理した状態でも冷凍保存ができます。
生のまま冷凍する場合は、アスパラガスの皮をむいてからラップでくるみ、密閉できる冷凍保存袋に入れましょう。
離乳初期など1回に食べる量が少ないときは、ペースト状にしてから製氷皿などに入れて冷凍すると使いやすいです。

どんなアスパラガスを選べばいいの?

穂先がしまっていて、茎が太くて緑色が濃く、つやのあるもの。切り口に変色がなく、乾燥していないことも選ぶときのポイントです。

アスパラガスの離乳食レシピ! 初期・中期・後期

<離乳初期のレシピ>アスパラガスペースト

材料(作りやすい量:約4〜5回量)

・アスパラガス 1本
・お湯 適量

作り方

① アスパラガスは穂先を落として、皮をむき、やわらかく茹でみじん切りにする
② すりつぶした後、裏ごしする
③ 少量ずつお湯を入れながらのばす

■ワンポイントアドバイス■

水はだし汁でもOK。
冷凍できるので作り置きもおすすめです。

<離乳中期のレシピ>アスパラガスとツナがゆ

材料(約1回量)

・アスパラガス 1本(下のかたいところは3cmほど切り落とす)
・水煮ツナ缶 小さじ2
・5倍がゆ 60~70g

作り方

① アスパラガスはやわらかく茹で、みじん切りにする
② ツナは湯通ししてから、かたまっていたらさっとほぐす
③ 耐熱容器に①②と5倍がゆを入れて混ぜ合わせ、電子レンジ(600W)で1分40秒ほど加熱する

■ワンポイントアドバイス■

水煮ツナ缶は、塩分不使用を選ぶとそのまま使えて便利です!

<離乳後期のレシピ>アスパラガスと鮭のミルク煮

材料(約2回量)

・アスパラガス 2本(下のかたいところは3cmほど切り落とす)
・生鮭 20〜30g
・育児用ミルク(粉であればお湯に溶いたもの) 100ml
・水溶き片栗粉 少々(水:片栗粉=1:1)

作り方

① アスパラガスは皮をむき、やわらかく茹でて細かくみじん切りする
② 生鮭は茹で、骨や皮を取り除き、細かくほぐす
③ 小鍋に①②と育児用ミルクを入れて火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける

■ワンポイントアドバイス■

鮭は刺身用サーモンでも代用できます。その場合は、骨と皮の心配が少なく便利ですが、脂が多いので茹でた方が安心です。
*乳アレルギーの場合、育児用ミルクを豆乳(無調整)で代用できます。

まとめ

アスパラガスは離乳初期から与えられ、甘味やうまみがあるのでおいしく食べられる野菜の一つです。
穂先は食感が気になるので、初期のころは穂先を外していきましょう。形があるものが食べられるようになったら、穂先ごと使用することができます。

この記事の執筆者
夏目千恵子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士)
地域で離乳食講習会、育児相談を行っている他、離乳食から小学生までの、家庭で実践できる無理のない食のアドバイスを心がけた活動をおこなう。
Blog: https://ameblo.jp/kanrieiyoshichieko/

この記事の監修者
川口由美子 先生(管理栄養士/母子栄養指導士)
一般社団法人母子栄養協会 代表理事
女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。
◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

(文:夏目千恵子 先生、監修:川口由美子 先生)

※調理撮影:マイナビウーマン子育て編集部
※そのほか挿入画像はイメージです