鷹が今季最長6連勝&貯金12で単独首位ターン 初回スクイズ、栗原初2発などで圧勝

スクイズを決めるソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】

折り返しの60試合目を終えて35勝23敗2分の貯金12に

■ソフトバンク 9-1 日本ハム(28日・PayPayドーム)

ソフトバンクは28日、本拠地PayPayドームで日本ハムと対戦し、9-1で大勝した。初回に栗原の2ランやいきなりのスクイズなどで5点を奪って逆転。2回には柳田が特大の19号2ランを放ち、序盤で大量リードを奪った。今季初先発の武田は7回を投げて5安打1失点の好投で今季初白星を飾った。今季最長の6連勝で、ちょうど折り返しの60試合目を終えて35勝23敗2分、今季最多の貯金12での単独首位ターンとなった。

序盤からソフトバンク打線が爆発した。初回、周東の内野安打、中村晃の右前安打で無死一、三塁とすると、柳田の二ゴロの間に1点を先制。さらにグラシアルの適時二塁打、栗原の初の2桁本塁打に乗せる10号2ランでリードを広げると、1死二、三塁で甲斐がスクイズ。初回からスクイズを仕掛ける積極策で5点を先行した。

2回には柳田が特大の19号2ランを放って2点を追加。4回にも1死満塁で甲斐がセーフティスクイズを仕掛けた。これは失敗に終わったものの、その後、きっちり犠飛で追加点。最後は栗原が初の1試合2発となる11号ソロでダメを押した。

今季初先発となった武田は初回、中田の適時打で1点を先制されたものの、味方の大量援護もあって2回以降は無失点投球。7回を投げて5安打6奪三振1失点の好投で今季初勝利をマークした。

日本ハムは先発の金子弌大が初回に炎上。一気に6安打を浴びて5点を失い、プロ最短の1回でKOされた。打線も初回に中田が月間31打点目となる適時打を放って1点を先制したが、その後はゼロ行進となり、2連敗となった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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