浮世絵マニア・市川猿之助が絵師を大解剖! 新発見の北斎の肉筆画も登場!!

BSテレ東で8月30日に放送するBSテレ東開局20周年記念特別企画「浮世絵FIVE!!~世界を変えた5人の絵師たち~」(午後7:00)では、葛飾北斎の肉筆画と思われる貴重な掛け軸をテレビ初公開する。

米ライフ誌が発表した「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に選ばれた唯一の日本人といえば、葛飾北斎。北斎の浮世絵は、モネ、ドガ、ゴッホら19世紀に登場した印象派画家たちにも多大な影響を与えた。今年、北斎の肉筆画と思われる大変貴重な掛け軸が発見され、当番組ではいち早く取材し、公開する。

さらに、江戸時代におよそ200年にわたって進化を続け、さまざまなジャンルや表現技法が生み出された浮世絵の中でも、世界を変えたと呼べるエポックメーキング的な5人の絵師(鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳)に注目。それぞれの作品に隠された驚くべき技法や絵師たちが込めたメッセージ、意外なエピソードなどを紹介する。

番組ナビゲーターで、3000枚を超える浮世絵をコレクションする、芸能界きっての浮世絵マニアでもある市川猿之助は、「浮世絵というと、とかく分かりにくい、とっつきにくい、高尚なものだとありますけれども、今回は分かりやすい、親しみやすい、そして面白かったという内容になっております」とアピール。また、「今回、浮世絵を代表する5人の絵師が登場しましたけど、実は私が大好きなのは、歌川豊国です。5人の中には入ってませんでした。残念です」とも話している。

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