安倍総理、健康理由に後任決まり次第「辞任」

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 安倍晋三総理は28日午後5時から総理官邸で記者会見し、持病の潰瘍性大腸炎の治療が必要になったとし「大切な政治判断を誤ること、結果が出さないことがあってはならない」として「総理を辞することにした」と正式に総理を辞す考えを表明した。

 後任の総理(自民党総裁)が決まるまで、引き続き総理としての任に当たる。自民党は総裁選出方法、時期などについて二階俊博幹事長に一任。党総務会で正式に選出方法などを決める。

 安倍総理は総裁選出について「(各候補による)政策論争ができる時間的余裕はある」とし、政策論を戦わせたうえで、後任が決まることに期待を示した。

 また「総裁をやめていく立場なので、(自らは)総裁選に何か影響を与えていこうという考えはない」とし、候補に名の上がる石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長、菅義偉官房長官らについて、記者団の問いに「それぞれ有望な方々ばかりなので、政策を競い合う中で決まっていくのだろう」と述べた。

 そのうえで、総理・総裁はいろんな方に支えられてできるものだとして「チーム力」も重要な要素と述べた。任期途中での辞任に伴う総裁選挙になるため、新総裁の任期は安倍総理の残任期の来年9月末まで、約1年となる。(編集担当:森高龍二)