メッシも? シティがバルセロナから引き抜いた5人の選手

バルセロナに対して退団の意思を告げたとされるリオネル・メッシ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティへの移籍を決断したとも伝えられている。ここでは、シティがバルサから獲得した選手たちを振り返ってみよう。

ヤヤ・トゥレ

コートジボワールが生んだモンスターMF。兄コロもアーセナルなどでプレーした元選手だ。

MFとして規格外の才能をもっており、フィジカル面、運動量、キック力を活かしたパスレンジの広さなどを兼備。あの遠藤保仁もスーパーと唸ったほど。

2010年にバルサからシティに移籍。トップ下としてキープ力、スピード、強さを爆発させると、フリーキックも習得するなどプレミアリーグで圧倒的な存在感を見せた。

ただ、シティではペップとの祖語も話題に。

クラウディオ・ブラボ

チリ代表で絶対的だった守護神。

GKとしては小柄ながら攻撃的なプレーが特徴で、高い運動能力と思い切りの良い飛び出し、抜群の反射神経が最大の武器だった。キック力も相当なもので、レアル・ソシエダ時代には直接フリーキックを叩き込んだこともある。

2016年にバルサからシティに移籍。ただ、もともと足元がうまいタイプではなかったこともあり、ペップのシステムでは大苦戦を強いられ、1年で失格の烙印を押されてしまうことに…。

2020年夏、契約満了によってシティを退団した。

シウヴィーニョ

アーセナルでもプレーしたブラジル人左サイドバック。積極的なオーバーラップと、正確な左足を武器に活躍した。

バルセロナでは128試合に出場してビッグイヤー獲得も経験。

35歳だった2009年にフリーでシティへ移籍した。ただ、15試合の出場に留まり、翌年に現役を引退している。

エリク・ガルシア

19歳のスペイン人DF。16歳の時にシティがバルサのカンテラから引き抜いた。

CBとしてはあまり上背はないが、ペップが「非常にクレバー」とインテリジェンスを評価する逸材。

ただ、2021年6月末で満了になるシティとの契約延長を拒否したとペップが明かしており、バルサへの復帰が噂されている。

ちなみに、彼のエージェントになっているのは、元バルサのカルレス・プジョルらの会社。

アドリアン・ベルナベ

2018年にシティがバルサのカンテラから引き抜いたスペイン人MF。

エリク・ガルシアと同じ2001年生まれの19歳で、2人はバルサ時代からの友人である。「エリクとは10年ほどロッカールームで一緒だった。彼は良き友、素晴らしいチームメイト、とてもいい人」だそう。

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そんな彼はダビド・シルバを彷彿とさせる天才レフティ。「幼い頃は常にシルバとアンドレス・イニエスタを見ていた。ピッチ上での彼に憧れる少年だった自分が、今では彼と一緒にトレーニングをしている。信じられないよ」とシティでシルバと一緒になれたことを喜んでいた。

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