24テレビ「誰も知らない志村けん」での好演で注目のジャニーズWEST・重岡大毅

志村けんさん

ジャニーズWESTの重岡大毅ジャニーズWESTの重岡大毅がノリにノッテいる。「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務め、今年は大ブレークの雰囲気だ。

重岡はV6の井ノ原快彦らとともに今年の「24時間テレビ」でメインパーソナリティーをしたことに加え、志村けんさんを題材にしたスペシャルドラマ「誰も知らない志村けん ―残してくれた最後のメッセージ―」で、同局の「天才!志村どうぶつ園」で志村さんとともに仕事をしてきたディレクターを演じた。

このディレクター役が見事にはまった。あるテレビ局関係者は「以前から重岡の演技は評判が高かったのですが、このドラマではその実力を広く知らしめることになった」という。もともとこのドラマはオンエア前には志村さんを題材にしたことで非難の声も多かったのだ。「志村さんの死をお涙頂戴にするなといった雰囲気はあったんです。それでも、いざオンエアしてみるとその声は一蹴されましたね。むしろ、感動した、泣けたというような声もネットでは上がっていた。当然、ドラマの作りもよかったのでしょうが、重岡の演技にも賞賛の声は集まっていました」と同関係者。

ここ最近のWESTといえば、深夜枠ながらも地上波でレギュラー番組がスタートしたり、個々のメンバーでもドラマ出演が増えたりと露出は多い。ある芸能プロ関係者は「いまの関西ジャニーズは関ジャニ∞がトップグループですが、渋谷すばる、錦戸亮が抜けて解散も取りざたされることさえある。その次をけん引する役としてジャニーズWESTには期待がかかっているし、プッシュもされている」という。その甲斐あってか、6月にリリースした最新シングル「証拠」は発売初週で20万枚以上を売り上げるヒットとなった。

その勢いの中での重岡だ。昨年の多部未華子主演のドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK)や今年1月期の吉高由里子主演ドラマ「知らなくていいコト」などに出演している。前出のテレビ局関係者は「決して派手さがあるわけではないのですが、2、3番手としてしっかり演技ができるジャニーズタレントという印象は多くのテレビマンが持っている。それに加えて、今回の24時間テレビの好演は、重岡にとっても大きいでしょう」。

グループの勢いに合わせて、今年の大ブレークは期待大のようだ。(二浦誠)

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