ルクレール15番手「フェラーリがこれほど下位に沈むなんて悲しい。奇跡は期待していない」【F1第7戦金曜】

 2020年F1ベルギーGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=14番手/2=15番手だった。

 FP1で18周を走り1分45秒759、FP2で19周のなかで1分45秒440を、それぞれソフトタイヤで記録した。

 今回、ルクレールのパワーユニット(PU/エンジン)にはシーズン2基目のMGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクスが投入された。

2020年F1第7戦ベルギーGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール フリー走行1=14番手/2=15番手
 すごく大変な一日だった。マシンバランスに本当に苦しんでいる。FP2でたくさんのことを試し、ダウンフォースレベルでかなりアグレッシブなことをやってもみたが、全くうまく機能しなかった。

 これほど後方に沈むとは驚いている。でも今の僕らにペースが足りないのは間違いないので、前との差を縮めるために懸命に作業に励むしかない。今週末、奇跡が起こるかもしれないなんて期待は一切持っていない。ドライバーとしての仕事はベストを尽くすことであり、今はその仕事に集中している。金曜に苦しんだ後、土曜に解決策を見つけたことも以前あったので、明日もそうなればいいんだけどね。

(走行後の会見で語り)フェラーリがこんなに下位に沈むなんて、悲しい気持ちになる。
 雨になると普通バランスは余計に悪くなる。ドライコンディションで抱えている問題が雨では悪化するんだ。だからバランスの問題を解決できなければ、難しい週末になるだろう。

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