2年生3人の新チーム始動 富山高校男子ホッケー部

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3人でホッケーの基礎練習に励む2年生部員=富山高校グラウンド

 富山高校男子ホッケー部は今夏、2年生3人だけの新チームが始動した。来夏には県内で全国高校総体の開催が予定されているだけに、3人は練習に励みながら、「来年は多くの新入部員を獲得して、全国大会を目指したい」と強調する。

 ホッケー部は富山国体を翌年に控えた1957年に発足。強豪校の石動よりも歴史が長く、全国総体にも3度出場した。マイナー競技のため中学での経験者が少なく、ホッケー部は毎年春に学校集会や体験入部で新入生を勧誘し、新入部員を獲得。部員数は3学年で15人前後を確保してきた。

 2年生の矢方秀馬、大間知直樹、桑名瞭徳の各選手も先輩の誘いを受けて入部した。矢方選手は「ボールを打つ感触が気持ち良かった」と初めてスティックを握った時を振り返る。

 今春は新型コロナウイルスの感染拡大で休校措置が取られたため勧誘活動ができず、新入部員がゼロとなった。桑名選手は「1年生にホッケーの楽しさを伝えられなかった」と残念がる。県総体も中止となり、3年生12人は6月に引退。2年生は3人で基礎練習に汗を流している。

 試合は11人制で、新メンバーは少なくとも8人が必要になる。来夏の全国総体に向け、大間知選手は「地元開催の全国大会へのチャンスがある時に、部の歴史を途絶えさせたくない。春に部員が増えるのを信じ、今は3人で練習を頑張りたい」と話している。