仲里依紗が「エール」で副音声を担当。「恵らしく仕上がっています」

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8:00ほか)。新型コロナウイルスの影響により、現在は再放送となっているが(9月14日から放送再開)、8月31日から放送の第55~60回の副音声を、劇中で梶取恵を演じている仲里依紗が担当する。

ドラマは、全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」や、「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」などを手掛けた昭和の音楽史を代表する福島県出身の作曲家・古関裕而氏と妻で歌手の金子(きんこ)氏をモデルに、主人公の古山裕一(窪田正孝)と妻・音(二階堂ふみ)が二人三脚でヒット曲を生み出すストーリー。

裕一や音の憩いの場である喫茶バンブーで、夫の保(野間口徹)と共に働く妻・恵役を演じている仲。時々語る自分自身の過去の経歴は、夫も知らないことが多いという謎多き恵をユーモラスに演じ、話題となっている。

収録を終えた仲は「キャラクターで副音声に挑戦したのは初めてでしたが、とても楽しい時間でした。特別編の『父、帰る』では、語りの津田健次郎さんの口調をまねてみたり、保さんと恵の出会い『古本屋の恋』では、自分が演じる恵にツッコんだり(笑)、『環のパリの物語』では、フランス語のボイスオーバーの声色を変えて演じてみたりなど、盛りだくさんでした」と内容の充実ぶりを語り、「恵らしく仕上がっていると思いますので、ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです」とメッセージを寄せている。

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