圧巻 抜刀術演舞/高岡の森歴史館(弘前) 企画展「津軽の刀剣」関連イベント

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公開演武で披露された渾身(こんしん)の左けさ斬り

 青森県弘前市の高岡の森弘前藩歴史館は30日、開催中の弘前藩主津軽家ゆかりの名刀などを展示した企画展「津軽の刀剣」に関連した催しとして、県抜刀道連盟(木村次郎会長)を招いて抜刀術公開演武を行った。

 公開演武は日本刀による技を楽しんでほしいと企画し、今年で3回目。この日は、400年以上の歴史があり、日本の居合の源流とされる重信流の宮崎武主席師範と弟子5人が実演。小雨が降る中、70人ほどの観客の前で日本刀を使った型の披露や、畳表を巻いて作った長さ約1メートルの巻きわらを切る裾物斬りを行った。

 弟子らはけさ斬り、逆けさ斬り、水平斬りの基本の型を中心に、30本ほどの巻きわらを切った。観客は、動と静が鮮やかに対比された圧巻の演武に拍手を送った。

 家族で訪れた佐藤文孝さん(34)は「刀剣の企画展にも2度来た。実際の刀を間近で見ると、怖いくらい迫力があった」と話した。

 石岡博之館長補佐は「若い方も来てくれて、このイベントがだんだん浸透してきていると思う」と手応えを話した。企画展「津軽の刀剣」は9月22日まで。