【新型コロナ】横須賀で持病ある入院患者3人死亡 新たな感染判明は5人

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県横須賀市は30日、クラスター(感染者集団)が発生した市立うわまち病院の入院患者3人の死亡が確認されたと発表した。新たに40~80代の男性5人の感染も判明した。うち3人の感染経路が不明という。

 市によると、同病院7階病棟に入院していた80代の男性3人が、28日から29日にかけて亡くなった。生前のPCR検査で感染が判明していたが、直接の死因は持病だったという。

 新たな感染者のうち、80代の無職男性2人は衣笠病院の入院患者だった。同じ病室にはうわまち病院7階病棟からの転院者がおり、感染したとみられるという。同病棟関係の感染者は17人となった。

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