県副知事国交省から3代連続起用 高速道整備や防災重視

 2013年から2人制を採用している県の副知事人事のうち中央省庁出身者について河野知事は、7月に就任した現職の永山寛理(ひろたか)氏を含め3代連続で国土交通省から起用している。任命権者である知事は「高速道などのインフラ整備や防災・減災対策を重視した判断」と説明し、国とのパイプ役に期待を込める。県内関係者は国関連のインフラ整備がスムーズに進む状況を”副知事効果”と評価する一方、新型コロナウイルス禍が拡大する中、「他の省庁から県政に新しい風を送るアイデアがあってもいいのではないか」との意見も聞かれる。

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