熱中症から高齢者を守れ!職員が自宅訪問

熱中症で今年6月から8月の間に都内で搬送された高齢者は2500人を超えています。豊島区は高齢者の熱中症を防ごうと、1人暮らしの高齢者の自宅を訪問して対策を呼び掛けています。

高齢者は暑さや喉の渇きへの感覚が鈍くなり発汗の機能も低下するため、熱中症になりやすいといわれています。そのため豊島区では2011年から職員が自宅へ訪問し、熱中症対策グッズや注意喚起のパンフレットを配っています。

この取り組みは6月から8月末まで行われていて、75歳以上のひとり暮らしや見守りが必要な高齢者など、およそ5800世帯が対象です。

今年は特にコロナの影響で外出できず、人と話す機会が減っている高齢者が多いため、この訪問は高齢者にとって不安の解消にもなっているということです。

© TOKYO MX