4番・筒香が5号2ラン 12得点のレイズが逃げ切り

【レイズ12-7マーリンズ】@マーリンズ・パーク

レイズは初回に筒香嘉智が5号2ランを放つなど、5回までに12点を奪って大量リード。その後、マーリンズの反撃に遭ったものの、12対7で逃げ切り、敵地での3連戦をスイープして連勝を5に伸ばした。レイズ先発のブレイク・スネルが5回2失点で今季3勝目(0敗)をマーク。マーリンズ先発のサンディ・アルカンタラは5回途中8失点(自責点5)で今季初黒星(1勝)を喫した。

3連戦の最初の2試合はいずれも完封勝利と投手陣の頑張りが目立っていたレイズだが、この日は打線の頑張りがチームを勝利へ導いた。初回にジョーイ・ウェンドルの2号先制アーチで先制すると、一死からヤンディ・ディアスが死球で出塁し、「4番・指名打者」で先発出場した筒香が右中間への5号2ラン。いきなり3点のリードを奪った。

5対1と4点リードで迎えた5回表には、筒香の四球などで無死満塁のチャンスを作り、ウィリー・アダメスが4号グランドスラム。さらにブライアン・オグレイディの二塁打、ハンター・レンフローのタイムリー二塁打、ケビン・キアマイアーの1号2ランと3連打が飛び出し、一挙7得点のビッグイニングとなった。

2番手のアンソニー・バンダがギャレット・クーパーの1号ソロなどで5点を失い、5点差まで追い上げられたものの、3番手のアーロン・スレジャースが打者6人、4番手のライアン・シェリフが打者3人をパーフェクトに抑えて逃げ切り。連勝を5に伸ばし、地区首位の座をガッチリとキープした。

「4番・指名打者」の筒香は、右中間への5号2ラン、見逃し三振、四球、ファーストゴロ、ライトへの二塁打で4打数2安打2打点の活躍。今季の打率は.188、OPSは.720となっている。

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