チャーリー・パーカー生誕100年記念特別コンテンツ公開、クリントン米元大統領やハービー・ハンコックらお祝いコメント到着

© William P. Gottlieb/Ira and Leonore S. Gershwin Fund Collection, Music Division, Library of Congress

“モダン・ジャズの父”と呼ばれ、「ビバップ」を生みだしたアルト・サックス奏者、チャーリー・パーカーの生誕100年を記念して、ビル・クリントン米元大統領らのコメントがYoutubeにて公開されている。

YouTube:Bill Clinton - 100th Birthday of Charlie "Bird" Parker 

幼い頃から何度も彼のソロを聴き、真似をするために彼の演奏をブレイク・ダウンして読み解こうとしていたというクリントン元大統領は「若くしてこの世を去ったが、彼の精神は、彼の音楽の美しさ、力、天才を通して生き残っている」とコメント。また、ハービー・ハンコックやウィントン・マルサリス、クリスチャン・マクブライド、ジョン・バティステ等によるコメントも届いている。

チャーリー・パーカー 公式Youtubeチャンネルはこちら(日本語字幕随時公開予定)

チャーリー・パーカーは1920年8月29日、カンザス州のカンザスシティに生まれ、アルト・サックス奏者として、そして作曲家として「ビバップ」という演奏スタイルと生みだし、当時、主流だったビッグバンドによるスウィング・ジャズから、モダン・ジャズへと流れる潮流を生みだしたレジェンドである。

稲妻のようなテンポで心に響くコードを操り、ハードバップ、フリージャズ、フュージョン、そしてその後のすべてのジャンルへの道を切り開き、1955年に34歳という若さでこの世を去ってからも、彼が起こした芸術革命は、ケンドリック・ラマ―の情緒的なヒップホップや、カマシ・ワシントンによる広大的なジャズなど、未だに多くのアーティストに影響を与え続けている。

またSNSでは「バード」という愛称で親しまれたパーカーの誕生日を祝うために「#Bird100」というハッシュタグが登場。9月2日にはチャーリー・パーカーの名盤のUHQ-CDでのリイッシュー第1弾も発売となる。『路上』(新訳版『オン・ザ・ロード』)の著者、ジャック・ケルアックが「ベートーヴェンと並ぶ重要な人物」と称し、ニューヨーカー紙が「20世紀音楽の驚異の一人」と、そして、ニューヨーク・タイムズ紙が「無類」「ビバップの原型」と評する唯一無二の天才の生誕100周年のお祝いは今後も続く予定だ。

■生誕100周年 関連作品情報

『GREATEST CHARLIE PARKER』

発売中

品番:UCCU-1644/5

価格:2.200(税込)

視聴などはこちら

『THE SAVOY 10-INCH LP COLLECTION』

『ニュー・サウンズ・イン・モダン・ミュージック』

デジタル&輸入LP発売中 / フィジカル:11月6日リリース

視聴などはこちら 

<チャーリー・パーカー生誕100周年UHQ-CD リイッシュー>第1弾

9月2日 全8作品発売

商品詳細はこちら 

■プレイリスト情報

Charlie Parker: The Centennial Collection プレイリストはこちら 

Charlie Parker Best プレイリストはこちら

© ユニバーサル ミュージック合同会社