レッズがグッドウィンらを獲得 秋山のライバルになる可能性も

レッズは日本時間9月1日午前5時のトレード期限までに2件のトレードを成立させ、エンゼルスからブライアン・グッドウィン、ダイヤモンドバックスからアーチー・ブラッドリーを獲得した。グッドウィンは秋山翔吾と同じ左打ちの外野手であり、秋山が今後出場機会を確保していくうえで強力なライバルとなりそうだ。

現在29歳のグッドウィンは、今季30試合に出場して打率.242、4本塁打、17打点、1盗塁、OPS.793をマーク。外野3ポジションを守ることができ、今季は左翼で14試合、中堅で4試合、右翼で11試合に出場している。左打ちの外野手という点で秋山と重なるため、秋山の今後の出場機会に影響を与える可能性もある。

グッドウィンの交換要員としてエンゼルスに加入するのは、マイナー左腕のパッキー・ノートンと後日指名選手1名(または金銭)。グッドウィンは今季が年俸調停期間1年目のシーズンであり、レッズは今季を含めてグッドウィンをあと3年保有することができる。

一方、現在28歳のブラッドリーは、ダイヤモンドバックスのセットアッパーやクローザーとして活躍してきた右腕で、今季は10試合に登板して1勝0敗6セーブ、防御率4.22を記録。今季が年俸調停期間2年目のシーズンであり、来季終了後にフリーエージェントとなる。なお、レッズはブラッドリーの対価として、ダイヤモンドバックスにユーティリティのジョシュ・バンミーターとマイナー外野手のスチュアート・フェアチャイルドを放出している。

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