神経内分泌がん治療薬承認申請 富士フイルム富山化学

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 富士フイルム富山化学(東京)は31日、放射性医薬品「F-1515」について、神経内分泌がんの治療薬として厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。1年後の発売を目指している。

 神経内分泌がんは、ホルモンなどを分泌する細胞に由来する腫瘍。すい臓や消化管、肺に多く発生する。「F-1515」は点滴で投与する注射剤で、体内からがん細胞に放射線を当てる。

 製薬大手ノバルティスのグループ会社の薬剤「Lutathera(ルタテラ)」と同じもので、同社とのライセンス契約に基づき、国内向けの臨床開発を進めてきた。ルタテラは欧州32カ国や米国、カナダなどで既に承認されている。