高校入試、全5教科で出題範囲を縮小 コロナ休校考慮 熊本県教委

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 熊本県教育委員会は31日、新型コロナウイルスの感染拡大で中学校の臨時休校が長期化した事態を考慮し、来春の県立高入試の出題範囲を全5教科とも縮小すると発表した。

 縮小するのは来年3月9、10日に実施する後期(一般)選抜。5教科とも中学3年の学習内容の一部を出題範囲から除外する。

 数学は「円周角と中心角の関係」「三平方の定理」「標本調査」、社会は公民の「私たちと経済」「私たちと国際社会の諸課題」、理科は第1分野「科学技術と人間」と、第2分野「地球と宇宙」「自然と人間」を除外する。

 英語は関係代名詞のうち「主格のthat、which、who、目的格のthat、whichの制限的用法」などを除外。国語は中学3年の教科書で新たに学ぶ漢字を出題しない。

 入試の公平性を確保するため、2020年度の部活動の行事や大会の実績は選抜に反映させない。

 県立中の適性検査(来年1月10日)は、おおむね小学6年1学期までの内容とする。県立高入試を含め、今後、出題範囲を変更する場合は県教委ホームページなどで知らせる。(臼杵大介)