上野樹里&玉木宏主演「のだめカンタービレ」6年ぶりに地上波放送

フジテレビでは9月9日から、上野樹里と玉木宏が主演を務めた連続ドラマ「のだめカンタービレ」(午後3:50、関東ローカル)を6年ぶりに地上波で放送することが決まった。

ドラマは、二ノ宮知子氏による同名の大ヒット漫画を原作にした、超個性的なキャラクターたちが織り成す爆笑青春クラシックコメディー。上野、玉木のほか、瑛太(現在は永山瑛太)、水川あさみ、小出恵介、上原美佐、 竹中直人らが共演している。

“のだめ”こと野田恵(上野)は、桃ヶ丘音楽大学ピアノ科の3年生。音楽を一度聴けば弾けてしまうという天才的な一面を持ちながら、楽譜を読むことが大の苦手でもあるのだめは、作曲者の意図を無視して暴走する演奏をしてしまうこともしばしば。一風変わった学生だ。一方、同じピアノ科の4年生・千秋真一(玉木)は、ピアノやバイオリンは一流のエリート。指揮者を目指し、ひそかに勉強を続けていた千秋は、飛行機恐怖症のせいで海外留学すらままならないという不遇の天才だった。2人がひょんなことから出会い、一緒にレッスンを始めることになる。

2006年10月に放送が始まるやいなや、俳優たちの文字通り“体当たり”の芝居に加えて、斬新な演出で話題沸騰。子どもから大人まで、幅広い世代から圧倒的な支持を獲得し、世間では“のだめブーム”や“クラシックブーム”といった言葉が頻繁に聞かれるようになった。全11話の平均視聴率は18.9%で、12月25日の最終回は21.7%という高視聴率をたたき出した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

フジテレビ編成部の野﨑理氏は「SNS上でも『のだめカンタービレ』の再放送希望が多く、そういった視聴者の皆さんの声も受けて、6年ぶりに『のだめカンタービレ』を平日夕方帯で再放送する運びとなりました。秋から始まる『監察医 朝顔』(月曜午後9:00、開始日未定)で主演を務められる上野樹里さん、そして、現在火曜午後9時枠で放送中の『竜の道 二つの顔の復讐者』で主演を務められる玉木宏さんが、それぞれ演じられる役柄とはまた違った魅力が、このドラマを通じて、視聴者の皆さまにお届けできるのではないかと思います」とコメント。また、「このドラマを演出した1人が、10月から始まる『ルパンの娘』を演出し、昨年公開の『翔んで埼玉』で日本アカデミー賞最優秀監督となった武内英樹監督ということで、そういった意味でも、いろいろな視点から楽しめるかと思います。のだめと千秋の2人が奏でるハーモニーをぜひお楽しみください!」とメッセージを寄せている。

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