氷川きよし、全編ポップスによるオリジナルライブが放送

WOWOWプライムでは10月24日に、「氷川きよし LIVE 〜Papillon〜 Presented by WOWOW」(午後5:30)を放送する。氷川きよしは「今回は初のオリジナル作品でのアルバム曲で構成するポップスコンサートで、衣装にもこだわり、スタッフみんなで作り上げていく過程はとても生きがいを感じましたし、本番もワクワクしながらやらせてもらって、すごく充実して、達成感がありました。ぜひ、多くの方にご覧いただきたいです」とアピールしている。

今年6⽉にリリースしたアルバム「Papillon-ボヘミアン・ラプソディ-」は全編ポップス・ナンバーが並ぶという画期的な内容で大きな話題となり、今年デビュー20周年を迎えた氷川。しかし、このアルバムを引っさげての開催が予定されていた、5年ぶりのポップスコンサートは、新型コロナウイルス感染症の影響で中⽌となってしまった。

そこで、WOWOWは21年⽬の氷川の“今”を伝えるべくオリジナルライブを企画。東京・マイナビBLITZ⾚坂で行った無観客ライブをオンエアすることとなった。「Papillon」の収録曲すべてを網羅した、⾃分のあるがままを前⾯に出した氷川を⾒ることのできる白熱のライブになっている。

今回のセットリストに関しては「基本、『Papillon 』のアルバムから構成していて、全曲フルコーラスで歌っていて、たっぷり楽しめるライブになっています。オープニングは『キニシナイ』です。もともと『Papillon』でと思っていたのですが、狙い通りになりすぎるのもつまらないかなと思って、ちょっとひねってみました(笑)。衣装が一番悩んだんですが、いろんな衣装を見せたいし、曲のコンセプトに合わせたファッションにもしたい。ファッションと音楽って、融合させると面白いものができるなと思って、どんどん制作意欲が湧いてきました。そこも見どころの一つです」と明かす。

コロナ禍ゆえに無観客のライブとなったが「正直、寂しかったです。ここに、アルバムを聴いてくださった皆さんがいてくれたらよかったのになと、せつない気持ちでした。でも早く何かやりたい、発信したいという思いがあったので、こうやってライブをやらせてもらって、WOWOWさんでたくさんの方に見ていただけることは本当にうれしいですし、一つ一つの作品に対する自分の思いが伝わるといいなと思います」と期待。

そして「HKワールドとして、幅広い世代の皆さんに楽しんでいただきたいなと思います。このライブ映像を見て、そこから演歌の世界も楽しんでもらえるようになったらうれしいですし、また、そこから、より一層いいものを作っていきたいという目標ができました。生ライブを楽しみにしているという方もいますので、ぜひ、いつか実現したいです。これからも皆さん、応援してください。いつも本当にありがとうございます」とメッセージを寄せている。

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