エアロネクストとACSL、「4D GRAVITY」搭載ドローン共同開発と量産に向けライセンス契約締結

株式会社エアロネクストと株式会社自律制御システム研究所(以下:ACSL)は、ドローンの基本性能を向上させるエアロネクストの機体構造設計技術「4D GRAVITY」を搭載した産業用ドローンの共同開発契約と、開発機体の製造・販売に関する4D GRAVITY特許群のライセンス契約を締結した。

両社は、ACSLが開発中の用途特化型機体の中でも、物流領域に特化したドローンへエアロネクストの4D GRAVITYを活用することで、安定性・効率性・機動性を向上させたドローンの開発を行うという。

「4D GRAVITY」機体構造

ACSLは、エアロネクスト独自の構造設計技術4D GRAVITYを活用することで、飛行安全性や耐風性能などの基本性能を改善できると考え、今回のライセンス契約締結により4D GRAVITYの「1stライセンシー」となり、4D GRAVITY搭載ドローンを開発し、製造販売する権利を獲得した。

まずはACSLが開発中の用途特化型機体の中でも、物流領域に特化したドローンへの4D GRAVITY搭載を進めていくという。さらに、その他の領域(点検、防災等)の産業用ドローンについても順次4D GRAVITY搭載の検討を進めていくとしている。

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