自民総裁選、構図固まる 主要派閥は菅氏支援へ

安倍晋三首相(党総裁)の後継を決める自民党総裁選で、岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長が1日、正式に立候補を表明した。2日に表明する菅義偉官房長官には、党内の主要派閥が支援を固めており、総裁選の構図はほぼ固まった。国会議員票は菅氏が圧倒する勢いだ。自民党は総裁選の形式について、原則としている党員・党友投票を実施せず、国会議員票394と地方票141の計535票により両院議員総会で新総裁を選ぶと決めた。

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