ヤンキースが対レイズの連敗ストップ 田中6回2失点で今季初勝利

【レイズ3-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは2対2の同点で迎えた6回裏、2点タイムリー二塁打を放ったジオ・ウルシェラが相手の送球ミスの間に一気に生還して3点を勝ち越し。リリーフ陣がレイズの反撃をウィリー・アダメスの5号ソロによる1点にのみに抑えて5対3で勝利し、レイズ戦の連敗を6でストップした。

ヤンキース先発の田中将大は二者連続三振の好スタートを切り、4回まで無失点の好投。DJ・レメイヒューが初回先頭打者アーチを含む2打席連続本塁打を放ち、2点をリードしたヤンキースだったが、5回表に田中がケビン・キアマイアーに3号2ランを浴び、同点に追い付かれた。

田中は同点弾を浴びたあと、打者3人を打ち取り、6回表はブランドン・ロウを空振り三振、ジョーイ・ウェンドルをライトライナー、オースティン・メドウズを空振り三振に仕留めて三者凡退。すると、打線は田中の好投に応えるかのように、6回裏に3点を勝ち越して田中に勝利投手の権利をプレゼントした。

7回表に2番手のジョナサン・ロアイシガがアダメスの5号ソロで1点を失ったものの、8回表を3番手のザック・ブリットン、9回表を4番手のアロルディス・チャップマンがいずれも三者凡退に抑え、5対3で逃げ切り。レイズ戦の連敗を6で止め、首位レイズとのゲーム差を3.5に戻した。

今季最多の88球を投げた田中は、6回3安打2失点の好投で今季初勝利(1敗・防御率3.38)をマーク。チャップマンに今季初セーブが記録され、レイズ2番手のライアン・トンプソンは今季2敗目(1勝)を喫した。

レイズの筒香嘉智は「5番・指名打者」で先発出場し、田中と対戦した2打席はセカンドゴロとサードライナー。7回表の第3打席はロアイシガの前に見逃し三振に倒れ、チャップマンとの対戦となった第4打席は代打を送られた。3打数ノーヒット1三振で今季の打率は.182、OPSは.698となっている。

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