【ガチゲーマー過ぎて困惑】ブリアナ・ギガンテ、レトロゲームに想いを馳せて…♡「スーパーポテト」で辿る、“ゲーム実況者”としてのルーツ

一度見たら最後、忘れようとしても忘れられないインパクト大のお顔と艶かしい口調で多くの視聴者を虜にしている、ブリちゃんことブリアナ・ギガンテ(自称・ニュージャージー州出身)。YouTubeチャンネル開設をしておよそ半年足らずで、登録者数は5万人に到達した。『あつまれ どうぶつの森』『FORTNITE』など流行タイトルのゲーム実況動画が人気だが話を聞いていくと、そのルーツはどうやら昔懐かしのレトロゲームにありそう…。(撮影前打ち合わせのやり取りから既にガチゲーマー感が滲み出て強敵と確信)

今回はレトロゲーム好きが集う『スーパーポテト』秋葉原店を一緒に巡りながら、ブリちゃんが幼少期~青年期に夢中でプレイしていたレトロゲームをたっくさん教えてもらいました♡「あらぁ♡やだぁ♪懐かしいぃ!」と3コンボ口ずさんでしまうこと間違いなしよ。

──ゲーム禁止のお家で育ったブリちゃん。幼少期にこっそりプレイしていたソフトとは?

◆◆◆ 今じゃかなりのゲーマーだけど、ブリちゃんが一番最初に遊んだゲームって何?

そうねぇ…確か、小学校中学年くらいにプレイしたスーパーファミコンソフト『ファイナルファイト2』だったかしら。ワタクシは、お爺様とお婆様に育てられたんだけど、なんせ厳しかったもんだからさァ、ゲームなんてやらせてもらえなかったのだけど…同居していた叔母様が内緒でゲームを買ってきてくれて、部屋でこっそりプレイしていたわ。

ただ、今『ファイナルファイト2』のパッケージ裏面を見たら「セクシュアル」「犯罪」「暴力」が関連している12歳以上対象のタイトルで、当時のワタクシの年齢では余裕でプレイしちゃいけないゲームで笑ったわ(笑)。負けた時に表示されるコンティニュー画面が好きでね。両手を鎖で縛り付けられた上で、地下牢で水責めに合うのよ。カウントダウンがゼロに近づくにつれてどんどん水位が上がってきて…最後は溺れちゃうの。そのシーンに、子供ながらにエロティシズムを感じていたわァ。あ~ん♡

◆◆◆ 最初にプレイしたソフトが対戦ゲームということは、友達と一緒に遊ぶことが多かったの?

それが、全く。兄弟も一緒に住んでいなかったし。『ファイナルファイト2』は例外中の例外、RPGとか横スクロールアクションゲームばかりやっていたわ。敵を踏んだ時の「ポコン」っていう、効果音が未だに忘れられない…というかそれしか覚えてない『マリオRPG』とか『聖剣伝説3』とか、一人でできるものばかり。

特に『ブレスオブファイア2 使命の子』は夢中でプレイしていたかなぁ。定番中の定番で世界救う系のゲーム。ワタクシ、RPGゲームに出てくるヒロインとかが大っ嫌いなの(笑)。でも、半獣の「リンプー(下半身丸出しよッ)」っていう棍で戦うキャラが、強い女の象徴みがあってすっごく惹かれたの憶えているわァ。

この夏、一人でやり込めるおすすめのレトロゲーム…そう言われたら『クロックタワー2』かしらね。ハサミを持った男が追いかけてくるホラーゲームで、当時は本当に怖かったのだけど、気付けばセリフを全部覚えてしまうほどやり込んでいたわ。マルチエンディングだったから、飽きが来ないのよ。

今、プレイステーションが手元にある人は、すぐに買ってやんな! 残暑を吹き飛ばすための涼を取るのにぴったりなはずよ。でも何回もやればやるほどおかしくて…大人になってプレイしてみると滑稽で笑っちゃうの(笑)。ワタクシはシリーズ全4作、全てやり込んでたわ。

──思春期ブリちゃんの夏休みはもっぱらPCゲーム!大人になって感じる、青春時代に熱中したゲームの良さ

◆◆◆ 学生時代、思い出に残っているブリちゃんの夏休みの過ごし方はどうだった?

ワタクシはもう、ず~っとネトゲ。それこそ、高校生の時は学校が終われば、ここ、秋葉原に足を運んでPCゲームを専門に取り扱うネットカフェに通い詰めてたわァ。今もあるのかしら? ビルの最上階にあるネットカフェだったんだけど、名前忘れちゃったァ…いやん。ここからはディープな話になるから一部の人しか伝わらないことを覚悟に話すけど、『リネージュ2』とか『ラグナロクオンライン』とかは夢中でプレイしてた。

中でも『エバークエスト(以下、EQ)』は頭ひとつ抜けてハマってたわ。このゲームのために必死でアルバイトをして、PCを買ったと言っても過言ではないの(笑)。そこから昼夜逆転の生活が始まって、引きこもり生活のスタート。EQは、善・中立・悪の属性を生まれつき持った16種の種族からキャラクターを選んで、ストーリーを進めていくファンタジーRPG。多種多様なキャラクターを選べる上に、細かなキャラメイクができるのも魅力の一つで。

見た目が醜かったり、インパクトが強いキャラが大好きだから、悪属性のオーガを選んでプレイしていた。鼻を目一杯大きくして唇は厚く、目はしじみみたいに小さく…ってどこかワタクシと通ずるところがあるわね…。そんな見た目だけど途中から善属性に改心をして、ヒーラーとして皆を支援していたわァ。見るからに悪そうな見た目なのに、アタッカーの皆を支援して感謝されるのが面白おかしくて、笑いまくってたわ。

仮眠やご飯休憩を挟みながら、ゲーム内で知り合った顔も名前も知らない友達と48時間ぶっ通しでプレイしていたこともあったわねぇ。今となっては、彼がどこで何をしているか、全くわからない…そんなことさえもロマンを感じるわよね。一人好きの寂しがり屋のワタクシにとっては、オンラインゲームは大切な居場所のひとつであり、青春を彩った大切な時間よ。

◆◆◆ 『スーパーポテト』を巡ってみて、懐かしい記憶をたくさん思い出したと思うけど、もしゲームの世界に入れるとしたらどのゲームに入りたい?

間違いなく『がんばれゴエモン』よォ。今考えると、とっても官能的な世界だと思うの。ゴエモンは絶対セクシーだし、えびす丸は超タイプ。ワタクシ、目が細かったり、鼻が丸い男性がタイプなの。それに、ゴエモン一行と旅したら絶対面白いじゃない。ワタクシの役目? もちろん、チャームに決まってるわよォ。私が敵を翻弄しているうちに、ゴエモンたちに倒してもらうの♡

◆◆◆ 最後に、ブリちゃんが思うレトロゲームの良さって何だと思う?

当時はドット画で動いていることに対して何も思わなかったけど、大人になってからプレイしてみると細かな動きに感動するし、温かみも感じられるのよね。すっかり忘れてしまった小さかった頃の記憶も思い出させてくれるし、一瞬でも少年少女時代に戻った気持ちになれる。
今と比べると不自由な時代だったのかもしれないけど、そんな時代のノスタルジックさに浸れるタイムマシンみたいなところがレトロゲームの良さじゃないかしら……知らんけど。

■プロフィール/ブリアナ・ギガンテ
今年3月にYouTubeにてゲーム実況をメインとするチャンネルを開設して以来、半年で登録者数5万人を突破した自称・ニュージャージー州出身のショーガール。耳に残る艶かしい口調とインパクト大のキャラクターで、男女問わずファンを増やし続けている。
■ ブリアナ ・ギガンテYouTube
■ Twitter@Briana_Gigante
■ Instagram@poyomaru_kim_kaiei

■ スーパーポテト 秋葉原店
▷住所:東京都千代田区外神田1丁目11-2 北林ビル3F/4F/5F
▷TEL:03-5289-9933
▷営業時間:平日11:00~20:00/土日祝:10:00~20:00(年中無休)
■ Twitter@PotatoAkiba
■ Instagram@superpotatoakihabara

企画・取材/芳賀たかし
撮影/新井雄大
記事制作/newTOKYO

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