テーマは「共存」…独自の“禁煙”条例制定へ 東京・三鷹市

東京・三鷹市は、独自の受動喫煙防止条例を制定すると発表しました。テーマは「たばこを吸う人と吸わない人の共存」です。

2020年4月に改正健康増進法や東京都の条例が全面施行され、原則として屋内での喫煙が禁止となりました。これを受け、三鷹市は屋外でも望まない受動喫煙を防止するため、受動喫煙防止条例の制定を目指して市議会本会議に議案を提出しました。条例案によりますと、禁煙となるのは市の施設と小中高の学校で、隣接する路上も対象となります。また、多くの人が往来するJR三鷹駅南口の一部を「喫煙マナーアップ区域」に指定します。まずは受動喫煙に対する喫煙者のマナーが守られるか見極め、状況が改善しない場合は「全面禁止区域」に指定することもあるとしています。

三鷹市は2021年1月、三鷹駅南口前に閉鎖型の喫煙所を整備し、望まない受動喫煙の防止を図ることにしています。

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