JR東、首都圏で終電繰り上げへ

来春ダイヤ改正、コスト削減も

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空席が目立つ(下から)JR山手線などの走行車両=5月、東京都港区

 JR東日本が来春のダイヤ改正で、山手線を含む首都圏の複数の路線で終電を繰り上げる方針を固めたことが3日、同社関係者への取材で分かった。終着駅への到着時刻が遅くとも午前1時ごろになるよう調整する。山手線は1周に約1時間かかるため、午前0時ごろが終電の発車時間になるとみられる。

 始発時間を遅くすることも検討。終電から始発までの間に実施する線路のメンテナンス作業の時間を確保し、保守作業員の労働環境の改善を図る。

 新型コロナ感染による利用客大幅減で、JR東の2020年4~6月期連結決算は、純損益が1553億円の赤字に転落。コスト削減につなげる狙いもありそうだ。