「警視庁・捜査一課長2020」今夜最終回。GLIM SPANKYとナイツ・土屋が登場

ヒラ刑事からはい上がったたたき上げの警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの奮闘を描く連続ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」(木曜午後8:00)が、本日9月3日にいよいよ最終回を迎える。

今シーズンは、途中に2カ月に及ぶ撮影休止期間を余儀なくされたものの、その逆境を逆手にとり“テレワーク捜査会議”やライブ配信など新たな試みにチャレンジしてきた。先日クランクアップを迎えた内藤は、「途中、2カ月間の撮影中断もありましたが、“転んでもただでは起きない精神”で、より強いチームになったと思います」と、スタッフ・キャストの絆がさらに強まったことに、深い感謝を述べた。

今シーズンラストを飾る最終回の見どころについては「一つは塙(宣之)さん演じる“ブランク”に何かが起きます。皆さんが『エッ!?』と驚く結末であることは間違いありません。もう一つは“消しゴム”がテーマであること。消しゴムには失敗したものを消す、ネガティブなイメージがありますが、消しゴムでも消せないものがあるのではないでしょうか。強力なゲストの皆さんに助けていただきながら、僕たちらしい終わり方を迎えているので、楽しみにご覧ください」とアピール。

また、最終回には主題歌を手がけるGLIM SPANKYの松尾レミと亀本寛貴が出演。2人は、season2と3にも目撃者役として出演しており、season3出演時は劇中で歌声も披露した。今回はストリートミュージシャンの宇田野松子&弦野亀太郎役として、本作の主題歌「Singin’ Now」を熱唱する。

その撮影が行われたのは気温30℃を超える猛暑日。炎天下での路上ライブシーン撮影は、立っているだけで汗が噴き出してしまう過酷な状況だったが、アコースティックギターを手にエネルギッシュなパフォーマンスを見せた。

ボーカルの松尾は「炎天下に外で実際にライブをしたので、ミニミニライブだと思って見てください。ちなみにギターケースの中に商品として置いてある小道具は、実際、私が製作したものなのでそれにも注目!」と見どころをアピール。ギターの亀本は「やっぱり自分も出演すると主題歌を担当したという思い出がより濃く残るのでうれしいです。演技はぎこちないかもしれませんが、演奏は音楽家らしくしっかりやったので注目していただければと思います」と自信をのぞかせた。

そして、ブランクこと運転担当刑事・奥野親道役の塙の相方であるナイツ・土屋伸之が演じ、ひそかに話題となった警視庁サイバー事件対策室の谷保健作刑事が3度目の登場。「谷保(ヤホ)の検索結果です」というナイツのネタをもじった名ゼリフが今回もさく裂するのか!?

土屋は「ドラマ制作の皆さまは、谷保のことを忘れてなかったのだと思ってうれしかったです。ただ同時に視聴者の皆さまはどれくらい覚えているのか…と不安になりました」と少々戸惑い気味。「最終回のクライマックス。谷保の活躍でエラいことになります。というか、この終わり方自体が“事件”です! どうか最後まで温かく見守ってください」と思わせぶりに期待をあおった。

2012年からスタートした「警視庁・捜査一課長」シリーズにおいて、大岩は決めゼリフ「ホシをあげる!」を計119回発してきた。スタッフからそれを聞いた内藤は、「『ホシをあげる!』は、スタッフ、キャスト、そして視聴者の皆さんとともに作り上げてきた言葉だと思っています。回数は無限に……と言いたいところですが、ひとまず200回を目指して記録を伸ばしていきたい!」と力強く宣言した。

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