19日から九州地区高校野球県大会 2枠懸け50チーム熱戦 九州大会は長崎開催

第147回九州地区高校野球県大会の組み合わせ

 第147回九州地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会が2日、大村市のシーハットおおむらで行われ、出場50チームの対戦相手が決まった。来春の選抜大会(甲子園)につながる九州大会の出場権(2枠)を懸け、19日から10月18日まで、長崎市の県営ビッグNスタジアム、佐世保市総合グラウンド野球場、諫早市第1野球場の3会場で熱戦を繰り広げる。
 シード校は長崎、中、佐世保の各地区新人大会を制した長崎商、創成館、大崎と、準優勝の長崎西、大村工、鹿町工の6校。公立校が5校を占めた。
 シード校中心の優勝争いが予想されるが、どこも新チーム発足から間もなく、実力は未知数。各地区新人大会ではシード校と遜色ない力を見せたチームも数多くあった。攻守両面で発展途上の段階で、コロナ禍に伴う春以降の実戦不足も重なった中、まずは守備でミスなくリズムをつくれるかがポイントか。上位争いでは好投手を打ち崩す打力も大きな鍵になる。
 1回戦の好カードは長崎日大-鎮西学院、長崎南山-長崎工、瓊浦-長崎総合科学大付、小浜-佐世保工など。
 試合は原則、土、日曜と祝日に実施。感染症対策のため、スタンドへの入場は夏に続いて部員の家族や学校関係者に限り、各チームで入場者名簿を作成して管理する。
 九州大会は10月31日~11月5日、長崎県で行われる。
 また、10月14~16日に長崎市で開催予定の第56回九州地区高校軟式野球県大会の組み合わせは後日に決定する。

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