消えた日常、今も孤立感 新型コロナ県内初の死者、遺族は-

新型コロナウイルス感染症で死亡した夫の遺影に手を合わせる妻

 新型コロナウイルスによる県内初めての死者となった70代男性の妻(69)が、宮崎日日新聞の取材に応じ、発症して死亡するまでの経緯や、コロナによって失われた日常について語った。妻も感染し、回復したが、周囲の視線や自身の意識の変化から今なお孤立感にさいなまれている。「誰にでも起こり得ることとして受け止めてほしい」と訴えている。

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