上海税関、「BtoB越境EC輸出」の試行を開始

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 1日、上海税関の「BtoB越境EC輸出」試行の現場。(上海=新華社配信)

 【新華社上海9月4日】中国の上海税関は1日「企業間(BtoB)越境電子商取引(EC)輸出」の試行を正式に開始した。上海口岸(通関地)が越境ECの新モデルをスタートさせたことになる。

 「BtoB越境EC輸出」は、域内企業が越境物流により貨物を海外の企業や倉庫へ輸送し、さらに越境ECサイトで取引を完了する貿易モデル。通常の一般貿易輸出のモデルと比べ、添付書類の要件がより簡素化され、申告手続きもより迅速なほか、優先検査サービスも受けられる。

 同税関の「BtoB越境EC輸出」試行では、多くの中小・零細企業が輸出する貨物は1ロットが少額という実情を踏まえ、1ロットの金額が5千元(1元=約15円)以下で証明書、検査、税金が不必要な貨物については積荷目録での申告を選択できると規定。全過程の通関でペーパーレス化を実現し、申告がよりスピーディーになった。(記者/呉宇)