エンゼルス・フレッチャー 左足首を痛めて故障者リスト入り

エンゼルスは日本時間9月4日、デービッド・フレッチャーを10日間の故障者リストに登録した。フレッチャーは日本時間8月31日のマリナーズ戦で左足首を痛めていた。フレッチャーの戦線離脱に伴い、テイラー・ウォードが昇格してロースターに登録されている。

今季のフレッチャーは、データサイト「FanGraphs」が算出する総合指標WARでメジャー13位タイとなる1.5を記録するなど、素晴らしい活躍を見せていた。今季ここまで35試合に出場して打率.313、3本塁打、13打点、OPS.814の好成績をマーク。期待外れの成績に終わる選手が多いエンゼルスにおいて、期待以上の活躍を見せている数少ない選手だった。

フレッチャーはマリナーズ戦の3回裏、ファーストゴロを打って一塁へ駆け込んだ際に左足首を負傷。右足で一塁ベースを踏んだあと、左足を着地した際に足首を捻ったと見られている。ジョー・マドン監督はフレッチャーの左足首がまだ腫れていることを明らかにしたが、最短期間で戦列復帰できると楽観的に考えているようだ。

フレッチャーは、正遊撃手のアンドレルトン・シモンズが離脱した際に遊撃の穴を埋め、シモンズの復帰とトミー・ラステラのアスレチックスへの移籍によって、正二塁手に固定される見込みだった。フレッチャーが離脱したことにより、エンゼルスはルイス・レンヒーフォと、ラステラとのトレードで加入したフランクリン・バレートの2人が二塁の穴を埋めることになるだろう。

また、フレッチャーの戦線離脱に伴って昇格したウォードは、ブライアン・グッドウィンのレッズへの移籍によって外野が手薄になっているため、外野手として起用される機会が多くなりそうだ。

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