自民総裁選 長崎県連も予備選実施 ドント方式

 自民党長崎県連は3日、七役会と拡大役員会を開き、総裁選の県連3票の投票先の決め方について協議。県内約2万5千人の党員投票(予備選)を実施し、各候補の得票数を基にドント方式で分配することを決めた。4日の議員総会と常任総務への通知で承認を得る。
 県連によると、党員投票は、最も得票数の多い候補に3票を入れる総取り方式か、得票数に応じて割り振るドント方式のいずれかが全国的に多く採用されている。県連は過去の総裁選でドント方式を採用してきた。
 外間雅広幹事長は「党員の総意を示すにはドント方式の方がいいという意見が多かった」と述べた。党員投票の投票用紙は6日に郵送。10日までに投函(とうかん)するよう呼び掛け、11~13日に集計する。総裁選投票日の14日は県連三役が上京し、党員投票の結果を基に3票を投じる。

© 株式会社長崎新聞社