メッシも!?ウソだと思ったのに実現した近年のビックリ移籍5

バルセロナの大エースに君臨してきたリオネル・メッシがマンチェスター・シティに移籍すると噂されている。

ここでは、驚きを誘った移籍劇を振り返ってみる。

ネイマール

2017年:バルセロナ⇒PSG

あの夏、突如として浮上したネイマールのパリ行きを誰も信じられなかった。ほんの数か月前にバルサの主力としてPSG相手の歴史的大逆転に貢献していたからだ。

だが、その後チームを巻き込んだ大きな移籍騒動に発展。最終的には200億円を超えるすさまじい移籍金で取引された。

「メッシのことは大好き。退団したのは、新しい目標が欲しかったからだ」として、バロンドールを獲るためにメッシとは違うチームに行きたかったからではないと述べている。

クリスティアーノ・ロナウド

2018年:レアル・マドリー⇒ユヴェントス

自身5度目となるビッグイヤーを掲げたばかりだった2018年夏、突如としてレアル退団説が浮上。

レアルであまりに大きな存在だったこと、ユヴェントスのそれまでの移籍ポリシーからすれば考えられない話だった。

だが、33歳の選手に100億円以上を支払う前代未聞の取引で移籍が成立。移籍後24時間でユニフォームが52万枚も売れるなどその効果は絶大だった。

ユーヴェのSDもロナウドを獲得できるという話は当初冗談だと思ったと明かしている。その後、ロナウドはフロレンティーノ・ペレス会長との関係硬化が移籍の理由だと述べている。

アントワーヌ・グリーズマン

2019年:アトレティコ・マドリー⇒バルセロナ

ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコのエースとして活躍していたグリーズマン。

ライバルであるバルセロナへの移籍が浮上したものの、本人の残留宣言で一旦は立ち消えに。たが、その1年後にふたたび移籍騒動が再燃。

リオネル・メッシが拒否感を示していると漏れ聞こえてきた際にはさすがに加入は難しいと思われた。だが、リリース条項を行使する形で移籍成立。

グリーズマンとバルサはリリース条項額が下がる前から合意していたとアトレティコが猛反発するなど後味の悪い喧嘩別れに。

アンドレス・イニエスタ

2018年:バルセロナ⇒ヴィッセル神戸

バルセロナの生え抜きとして絶対的存在だったイニエスタ。チーム退団が決まった際には中国行きが濃厚とされていた。

だが、突如ヴィッセル神戸行きが浮上し、日本は騒然に。バルサのスポンサーでもある楽天の三木谷浩史氏の尽力もあり、驚きのJリーグ参戦が決まった。

本人は「多くのオファーがあった。でも、ヨーロッパでは続けないと決めていたんだ。その意味において日本に最も惹かれた。彼らはいいエネルギーを僕に伝え、それで自分は選ぶことになった。今、その決断は正しかったと言える。ボカや中国からもオファーはあった。でも、日本は常にとても率直だったんだ」と述べている。

南野拓実

2020年冬:レッドブル・ザルツブルク⇒リヴァプール

2015年1月にセレッソ大阪からオーストリアに移籍した南野。ザルツブルクにあまりにも長くいすぎた感もあったが、海外挑戦から6シーズン目となる昨季ようやくUEFAチャンピオンズリーグ初出場を果たす。

そこで欧州王者リヴァプールと対戦し、アンフィールドでゴールまで決める活躍を披露。するとリヴァプール行きが急浮上して日本がザワつくことに。本人ですらオファーに驚いたと明かしてる。

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ユルゲン・クロップのサッカーと似たザルツブルクでプレーしていたこと、CLで直接対戦したことが大きな要因となり、メガクラブ移籍を勝ちとった。結果的にはザルツブルクに残ったことが功を奏した形となったといえる。

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