ぼくもわたしも!“すし職人” 子どもたち挑戦 家族に振る舞う

藤田料理長(左)の指導で巻きずしに挑戦する参加者=長崎市、ホテル長崎

 3歳から小学生まで23人の子どもたちが8月29日、長崎市立山2丁目のホテル長崎ですし作りに挑戦。出来上がった3種類のすしを家族に振る舞った。
 新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、身近に楽しめる場所を知ってもらおうと今年初めて企画。同ホテルの藤田道夫料理長(46)が講師役を務めた。
 子どもたちは和帽子と法被を身にまとい、身も心もすし職人に変身。藤田料理長が手まり、握り、巻きずしの作り方を説明し、シャリの形を整える手つきなどを丁寧に指導した。
 同市立西浦上小5年の緒方琉仁君(11)は「巻きずしの感覚をつかむのが想像より難しかったけど、手伝ってもらって上手にできた」と満足げ。同市の会社員、高上泰彦さん(49)は息子、洸史君(8)のすしを味わい、「おじいちゃんが釣った魚でまた作って」とリクエストした。

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