モンマルトルに魅せられて「パリ、フランスへの憧れ」

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小磯記念美術館の企画展「パリ、フランスへの憧れ」には、画家13人が書いた人物画や風景画が並ぶ。

人生の大半をパリで過ごした関口俊吾の作品に惹かれた。

関口は1911年、神戸市生まれ。日仏学館・仏語仏文学高等科卒業試験に合格し、フランス政府招へい留学生として渡仏。パリ国立高等美術学校に入学し絵画を学んだという。明るい色の風景画だ。

モンマルトルは、フランス・パリで一番高い丘(標高130メートル)で、芸術家が集う街。異人館が並ぶ神戸市の北野町と友好提携地区になっているそうだ。

今回の展示には、モンマルトルをテーマとした作品がずいぶん並べられている。日本人画家たちは皆、この街並みに惹きつけられて、こぞって描いていたのが分かる。

コレクションを見ていて感じるのは、現地へ旅行に行ったような気分だ。ウキウキ・ワクワクしてくる。実際に美術館へ足を運べば、この画像よりずっと広く深い奥行きを感じられるはずだ。

小磯良平の作品で、インクと紙だけでフランスの風景を描いたものがある。じっと見つめて、自分の脳内でぬりえのように色を付けて、風を感じて……こうした見方がとても楽しい。(ラジオ関西・春名優輝)

■神戸市立小磯記念美術館「パリ、フランスへの憧れ」
開催期間 ~2020年9月22日(火・祝)
休館日 月曜日(9月21日は開館)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
所在地 神戸市東灘区向洋町中5-7(六甲アイランド内)
アクセス 六甲ライナー「アイランド北口(小磯記念美術館前)駅」下車すぐ
入館料 大人200円、大学生100円、高校生以下および神戸市内の65歳以上無料(※要証明書)