胸像から立像へ 菅官房長官出身の湯沢で銅像計画

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菅氏の銅像建立が計画されている中央公園。左奥は市役所=湯沢市

 自民党総裁選への立候補を表明した菅義偉官房長官の出身地・湯沢市で、菅氏の銅像を建てる計画が進んでいる。当初は胸像の予定だったが、首相就任を見越して立像に変更する案が浮上。有志らは「首相にふさわしい銅像を建てたい」と、秋田県出身者初の首相誕生に期待を膨らませている。

 菅氏の功績をたたえ、前市長の斉藤光喜さん(74)や市議経験者らでつくる建立実行委員会が計画。2017年12月から費用の寄付を募り、これまでに約200人から1000万円程度が集まった。

 胸像を設置する計画だったが、首相就任の可能性が出てくるにつれ、「首相なら立像だろう」という声が高まった。首相退任後、立像なら実物の約1.2倍の大きさで建てる方針だ。建立場所は市役所南側の中央公園を想定している。

 実行委会長で湯沢高時代の菅氏の2年先輩でもある斉藤さんは「首相になれば寄付の希望者が増えるかもしれない。記念植樹や写真集の作製などもやりたい」と期待する。

 斉藤さんによると、菅氏は銅像建立を遠慮していたが、「古里の人が菅さんに恩義を感じている。後世に語り継ぎたい」と説得して了解を得ているという。