ピルロ新体制のユヴェントス「今こそ補強すべき大物」5名

わずか1シーズンでマウリツィオ・サッリ監督を解任し、OBでもあるアンドレア・ピルロ氏を新たな指揮官に迎えるという思い切った決断を下したユヴェントス。

セリエAの9連覇だけでは飽き足らず、クラブが欧州規模での成功など劇的な結果を求めていることを見せつけた。

今回は『Sportskeeda』から、そのピルロ新体制となったユヴェントスが「欧州で成功したいなら獲得すべき5名」を紹介する。

エクトル・ベジェリン

クラブ:アーセナル

現在パリ・サンジェルマンへの加入が噂されているベジェリン。長年に渡ってアーセナルでプレーしてきたが、クラブ側は適切なオファーが来れば放出も辞さない構えであるという。

とはいえ彼の年齢はまだ25歳であり、優れた右サイドバックだ。多額の移籍金を支払うだけの価値もある。

ベジェリンがいればフアン・クアドラードをより攻撃的に起用することもできるし、この二人のコンビネーションはおそらく非常に魅力的になるだろう。

サンドロ・トナーリ

クラブ:ブレシア

トナーリは現在イタリアのみならずヨーロッパ全土でも有数の若手MFであり、ブレシアでのプレーが数々のクラブから注目されてきた。

守備的なMFとしてプレーしながらも素晴らしいパスを出せる、そのスタイルは「NEXTアンドレア・ピルロ」と呼ばれており、19歳でイタリア代表にも招集された。

ブレシアが2部に降格したこともあって今夏の移籍は確実視されている。ミランが最有力と言われているが、将来のためにも確保しておきたいタレントだ。

ガブリエウ・ジェズス

クラブ:マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティで3シーズン以上プレーし、素晴らしいパフォーマンスを見せてきたジェズス。しかしセルヒオ・アグエロがいるため常にレギュラーで起用されることもない。

今夏ゴンサロ・イグアインがチームを去る予定となっているユヴェントスは、バルセロナからルイス・スアレスを獲得しようとしているとも言われる。

しかしクリスティアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラがいることを考えれば、より広範に起用できるジェズスのほうが理想的な役割を任せられるだろう。

フッサーム・アウアール

クラブ:リヨン

欧州で最も有望なセントラルMFといえるアウアールは、今夏のマーケットでビッグクラブに挑戦するであろうタレントだ。アンドレス・イニエスタとも比較される万能性が魅力である。

ユヴェントスは以前から彼の獲得に乗り出していると伝えられているクラブの一つ。チャンピオンズリーグでも対戦し、その実力は明らかなものだ。

ただしマンチェスター・シティやアーセナルも熱心に誘いをかけていると言われている。ユヴェントスは彼の獲得のために資金を調達したいと考えており、選手を整理するつもりだそうだが…。

ジョルジニオ・ワイナルドゥム

クラブ:リヴァプール

契約の最終年度に突入しているワイナルドゥム。バルセロナへの移籍も先日噂されていたが、価格もかなり安くなると予想されている。

ユルゲン・クロップ監督の下でリヴァプールの中心的なMFに成長したワイナルドゥムは、攻守に渡って貢献できるボックス・トゥ・ボックス・プレーヤーだ。中盤でのバランス感覚は見事なものがある。

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彼自身はリヴァプールに残りたいと考えているそうだが、その契約交渉はあまりうまく行っていないと伝えられている。アウアールか彼のどちらかが獲得できれば中盤に大きな影響を与えてくれるだろう。

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