台風10号本県6日暴風域 7日午前最接近見通し

 台風10号は5日、南大東島の南南西約40キロの海上を北北西に進んだ。風速15メートル以上の強風域が拡大し、「大型で非常に強い」勢力に発達。特別警報級の勢力で7日には九州へ接近・上陸する見通し。本県は6日明け方から強風域、夜の初めごろに風速25メートル以上の暴風域に入り、1時間最大80ミリの猛烈な雨が降る見通し。7日午前に最接近し、最大瞬間風速60メートル、降り始めからの48時間雨量が最大千ミリと、重大な災害につながる記録的な大雨・暴風となる恐れがある。宮崎地方気象台は「最大級の警戒をしてほしい」と早めの避難や自衛対策を取るよう訴えている。

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