冷蔵庫とポットが純正!?100系ハイエースやY31セドリックなど…バブリーな車3選

ラグジュアリーミニバンの元祖!トヨタ 4代目ハイエース

1989年に登場した通称100系と呼ばれるとトヨタ 4代目ハイエース は、商用車のバン、乗用車のワゴンをラインナップ。中でも多くのファンを取り込んだのは、ワゴンの最上級グレードにあたる「スーパーカスタムリミテッド」です。カタログには「トヨタの、もう一つの高級車」と記載され、トヨタ王道の高級車である「クラウン」と遜色のない豪華な内装と快適装備が与えられていました。

冷温蔵庫だけじゃない、バブル時代の装備が満載

豪華装備が満載のトヨタ 4代目ハイエース 100系は、湯沸かしと製氷機付き冷温蔵庫が装備されていました。

また、電動のダブルカーテン、3段階調光機能付き蛍光灯、ハンドフリー自動車電話など、バブル時代を物語る装備が多数用意されています。

トヨタ 4代目ハイエースの中古車相場

■全長×全幅×全高(mm):4430×1690×1920 ■エンジン:直列4気筒 2438cc ガソリン ■最高出力(PS/rpm):120/4800 ■最大トルク(kg・m/rpm):20.2/2600 ■トランスミッション:4速AT ■駆動方式:FR ■販売期間:1989年~2004年 ※スペックは、1989年式 2.4スーパーカスタムリミテッド ミドルルーフ

■中古車掲載台数:186台

■中古車相場:17万円~256万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月5日時点のデータ

豪華さを突き詰めた日産 Y31型セドリック

1987年に登場した通算7代目となるY31型セドリック。グロリアとは兄弟関係にあり、「セドグロ」の愛称で親しまれたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?グレードは、これまでの「ブロアム」に加え、スポーティーな「グランツーリスモ」を設定。また、オーテックから販売された「セドリック ロイヤルリムジン」は、最上級グレードが1300万円を超え、メルセデス・ベンツ 560SELやBMW 750iLよりも高額な価格が設定されていました。

快適さをプラスするおしぼり冷温機

運転手はもちろん、同乗する人がより快適に過ごせるよう、Y31型セドリックには、「おしぼり冷温機」が装備されていました。

冬は温かく、夏は冷たいおしぼりを用意しておくことができる「おしぼり冷温機」は、日本らしい“お・も・て・な・し”の心を感じられる一面ですね。

日産 Y31型セドリックの中古車相場

■全長×全幅×全高(mm):4690×1695×1405 ■エンジン:V型6気筒 2960cc ガソリンターボ ■最高出力(PS/rpm):195/5200 ■最大トルク(kg・m/rpm):30.0/3200 ■トランスミッション:4速AT ■駆動方式:FR ■販売期間:1987年~1991年 ※スペックは、1987年式 V30ターボ ブロアム VIP AT

■中古車掲載台数:20台

■中古車相場:43万円~249.9万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月5日時点のデータ

ラグジュアリーカーの新基準!トヨタ 初代セルシオ

1989年に登場したFセグメントに属するトヨタ 初代セルシオ。元々セルシオは、世界の高級車市場に参入するために開発され、ラグジュアリーカーの新しい基準を作り上げたとも言われています。北米では、高級車ブランド「レクサス」のフラッグシップモデル「LS」として販売されました。

リアシートのアームレストを引き出すと出現する冷蔵庫

バブル時代に開発され、世界の高級車市場に参入するために作られた初代セルシオには、冷蔵庫が装備されていました。

リアシートのアームレストを引き出すと出現するため、後席に乗るVIPが使うための装備であったのでしょう。ですが、アウトドアやキャンプが流行っている今だからこそ、ほしい装備のひとつですね。

トヨタ 初代セルシオの中古車相場

■全長×全幅×全高(mm):4995×1820×1425 ■エンジン:V型8気筒 3968cc ガソリン ■最高出力(PS/rpm):260/5400 ■最大トルク(kg・m/rpm):36.0/4600 ■トランスミッション:4速AT ■駆動方式:FR ■販売期間:1989年~1994年 ※スペックは、1989年式 4.0 C仕様 Fパッケージ

■中古車掲載台数:25台

■中古車相場:価格情報収集中

※中古車掲載台数および相場は、2020年9月5日時点のデータ

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