マーリンズが対レイズ9連敗をストップ 筒香は無安打で2四球

【マーリンズ7-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

マーリンズは昨季オールスター・ゲーム初選出を果たし、チームのエース格となった右腕サンディ・アルカンタラが6回3安打1失点の好投を披露。打線もレイズ先発のブレイク・スネルから5点を奪ってアルカンタラを援護し、7対3でレイズを破った。マーリンズはこの勝利により、「シトラス・シリーズ」と呼ばれるレイズ戦での連敗を9でストップした。

アルカンタラとスネルがそれぞれ3回まで1安打無失点に抑え、投手戦が展開されるなか、マーリンズは4回表に無死二・三塁のチャンスを迎え、ハロルド・ラミレスのタイムリー、コリー・ディッカーソンの6号2ランなどで一挙4点を先制。5回表にはルイス・ブリンソンがタイムリーを放ち、リードを5点に広げた。

アルカンタラは5回裏にマイケル・ペレスのタイムリー二塁打で1点を失ったが、6回3安打1失点の好投。マーリンズは7回表二死二・三塁からマット・ジョイスが2点タイムリーを放ち、勝利を決定付けた。その後、9回裏二死から満塁のピンチを招き、ペレスのタイムリー二塁打で2点を返されたものの、最後はクローザーのブランドン・キンツラーが抑えて試合終了。アルカンタラは今季2勝目(1敗)、キンツラーは今季9セーブ目をマークし、スネルに今季初黒星(3勝)が記録された。

レイズの筒香嘉智は「7番・指名打者」で先発出場し、空振り三振、四球、見逃し三振、四球で2打数ノーヒット。四球で2度出塁し、2度ともペレスのタイムリー二塁打で生還した。今季の打率は.204、OPSは.778となっている。

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