関西学生卓球リーグ特有の“称号” 強者のみが背負う「黄色ゼッケン」

写真:福本卓朗(関西大学)vs割石佑介(立命館大学)の黄色ゼッケン対決/撮影:ラリーズ編集部

<令和2年度秋季関西学生リーグ戦(1・2部) 9月4日~6日・横大路運動公園体育館>

6日、最終日を迎えた関西学生卓球リーグ。今回は関西リーグならではの風習を紹介する。

関西リーグの風習「黄色ゼッケン」

特徴的なのは黄色ゼッケンだ。通常、関西学生卓球リーグのプレーヤーは、その年の日本卓球協会公認ゼッケンを付けプレーするが、一部プレーヤーのみ黄色い目立つゼッケンを用いる。

写真:福本卓朗(関西学大)の黄色ゼッケン/撮影:ラリーズ編集部

この黄色ゼッケンは、関西学生卓球選手権大会でシングルスベスト16以上に入った“ランカー”選手のみが付ける権利を得る。関西の大学生プレーヤーたちは、リーグ戦での活躍はもちろんのことだが、黄色ゼッケンという“称号”をつけることを1つの目標に日々厳しい練習に励んでいる。

写真:楊奇真(関西学院大学)/撮影:ラリーズ編集部

また、他にも試合前には選手名と出身高校が紹介されることも関西学生リーグの特徴の1つだ。今大会は無観客開催ながら、ラボライブにより1部2部問わず全試合生配信が実現している。最終日ではあるが“黄色ゼッケン”のランカー選手を見てみてはいかがだろうか。

文:ラリーズ編集部

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