藤原紀香 “性教育”に向き合うドラマ出演決定「自然に母親の気持ちになれました」

女優の藤原紀香(49)が6日、オフィシャルブログを更新。ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルであり、今最も“次世代を担う若手女優”として注目されている永瀬莉子(18)、田鍋梨々花(16)、秋田汐梨(17)がトリプル初主演を務める新オリジナル連続ドラマ『17.3 about a sex』(ABEMA、9月17日より配信開始※全9話)への出演決定を報告し、「ドラマを通し、今の時代に必要なメッセージが伝われば」「親子がこれまで話せなかった〝性〟に対して少しでも話せるきっかけになればいいなと」と作品にかける想いを明かした。

同ドラマは、17歳の女子高生3人が恋にセックスに揺れ動くリアルな心情を描くひと夏の青春恋愛物語。「初体験の世界平均年齢は17.3歳―――――」とあるサイトに載っていた情報をきっかけにして、彼女たちがなんとなく持っていた"性の価値観"が揺らぎ始める。本当は気になっていても、誰にも聞けなかった、恋、そしてキスの先にある性。三種三様の異なる恋愛への価値観を持つ3人が、セックス、避妊、生理、体型の悩み、セクシャリティ…に初めて向き合い、時には悩み苦しみ、本音をぶつけ合いながらも自分たちの足で一歩“オトナ”へと踏み出す中で、揺れ動くリアルな心情をピュアに過激に描く。

この日ブログを更新した藤原は「いつもここをのぞいてくれる皆さんに、見ていただきたいドラマのお知らせです このたび、ABEMAドラマ「17.3 about a sex 」に出演することになりました」と報告。役どころは「ドラマのテーマに関するキーパーソンになる母親、清野亜紀 役をつとめさせていただきます」といい、「若い高校生役の女の子たち三人が主演のドラマですが、単なる青春恋愛物語、若者の群像劇ではなく、そこには、性教育に向かい合うこと、という深~いテーマがあります」と説明した。

「若い世代にも影響力のあるABEMAさんから、「日本ではまだタブー視されている性の問題と向き合い、問題を提示していく作品を世に生み出したいんです」」と出演オファーがあったと明かしたうえで、「テーマの意義や重要性に共感しました。このドラマを通し、今の時代に必要なメッセージが伝われば」「性に悩めるティーンだけでなく、子を持つご両親や、これから親になっていく方、教育に携わるすべての職についておられる方々など多くの方に見ていただき、このドラマの本当の意義やテーマが伝わればいいなと思います」と出演を決めた理由や作品への想いも明かした。

また、「新型コロナウイルスの影響で学校が休校になったことにより 〝10代の女の子たちの望まない妊娠が増加した〟というニュースを知り、とても深刻な問題だと感じていました。このニュースを〝そうなんだ、大変な時代だなぁ〟と、大人は関心を寄せはするものの、社会自体は具体的には変わっていかない... 」と感じていたことや、藤原が演じる母親・亜紀や17歳の女子高生3人ついて「実家の母の考え方とかぶるところが多く、その頃を思い出し、17歳の咲良たちの気持ちや、また、自身の演じる亜紀にも 台本を見て共感できるところがたくさんありました」「現場で日々、可愛い娘 咲良役の永瀬莉子ちゃんと接していると自然に母親の気持ちになれました」などもつづっている。

最後は改めて「ティーンだけでなく、親世代にも見ていただきたい作品です。時代に合った性教育に向かい合うこと、そこから逃げないこと、大人の責任でもありますよね」といい、「このドラマを観ていただき、親子がこれまで話せなかった〝性〟に対して少しでも話せるきっかけになればいいなと思います。そして、これまでに無かったテーマに切り込まれた作り手さん方の想いが、世に広く伝わればいいなと思います」とブログを締めくくった。

ブログのハッシュタグには「#藤原紀香」「#17・3~aboutasex」「#AMEBAドラマ」「#性教育は人間教育」「#17歳」「#子供達の未来を守ろう」「#女子高生」などのメッセージも添えられている。

この投稿にファンからは「確かに避けては、通れない道。息子にも、観るように言おうかなあと」「誰かが何かを伝えていかないといけない時代」「無知が1番怖いですからね」「このドラマを見て色々 勉強したいです!」「娘を いつまでも子供扱いするんじゃなくって女性としてアドバイスなり相談を感情的にならずに聞ける様に なりたいです!」などのコメントも寄せられている。

■『17.3 about a sex』番組概要

初回放送日程:2020年 9月17日(木)夜11時~

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