ビリー・アイリッシュによる主題歌も収録、映画『007』最新作サントラ発売決定

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(11月20日日本公開)のオリジナル・サウンドトラックが、デッカ・レコードから11月13日にリリースされることが決定し、ジャケット写真も公開された。

同映画の音楽を担当するのは、ドイツ出身の作曲家ハンス・ジマー。 ハンスは、これまで200以上のプロジェクトのスコアを手がけ、アカデミー賞1部門、ゴールデン・グローブ賞2部門、グラミー賞3部門、アメリカン・ミュージック・アワード1部門、トニー賞1部門を受賞している映画界には欠かせない作曲家の一人だ。

同作には、ビリー・アイリッシュによる主題歌「ノー・タイム・トゥ・ダイ」も収録される。同曲は英国シングルチャート1位を記録し、ブリット・アワードではハンスとの素晴らしいパフォーマンスも記憶に新しい。現在18歳のビリーは、ボンド映画に主題歌を提供したアーティストとして、マドンナやアデル、サム・スミスなど錚々たるメンバーと共に名を連ねることになる。

「007」シリーズのプロデューサーであるマイケル・G.ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは「今回作曲を担当したハンス・ジマーと彼のチームは、素晴らしいスコアを映画に届けてくれました。ボンドシリーズの中でもベストの一つである今回のサウンドトラックに、この伝説的な作曲家と取り組めたことをとても光栄に思います。また、節目の25作目となる本作の主題歌として、ビリー・アイリッシュと兄のフィニアスもパワフルで感動的な曲をつくりあげてくれました」とコメント。

また、ハンスの共作者の一人として、オリジナル・サウンドトラックでギタリストとして参加するジョニー・マー、作曲家兼スコア・プロデューサーのスティーヴ・マッツァーロが参加している。

今作の監督を務めるキャリー・ジョージ・フクナガは「ハンスが今回のサウンドトラックを手掛けてくれてとても興奮しています。ジェームズ・ボンドの音楽はいつも印象的なものでしたし、ハンスの天才的なスコアは既にボンドの歴史の中に刻まれているのです」と話す。

なお、シリーズ25作目の公開を記念し、同じくデッカ・レコードから『BOND 25』がリリースされることも発表された。これは約60年にわたるシリーズ25作の主題歌をロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの演奏により新たにアレンジしたコンセプト・アルバムで、英ロンドンのアビイ・ロード・スタジオでレコーディングされた。

■映画公開情報

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

2020年11月20日全国公開 配給:東宝東和

映画公式サイト

■リリース情報

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