遠藤憲一 玉木宏&高橋一生の敵役としての覚悟「戦いがいがある相手にならなきゃいけない」

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9月8日(火)21時より、玉木宏主演、フジテレビ系『竜の道 二つの顔の復讐者』第7話が放送される。

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本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品で、復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が演じ、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋一生が演じる。

さらに、竜一と竜二の血の繋がらない妹・美佐を松本穂香が、双子の復讐相手でキリシマ急便社長・霧島源平を遠藤憲一が演じる。

第6話では、源平の妻・芙有子(斉藤由貴)が病気で亡くなる。死の間際に残した手紙には、政略結婚によって夫婦となった源平への率直な思いと後悔がつづられており、強情さと不器用さとゆえに芙有子に愛情を注ぐことができなかった源平の心に影を落とす。

源平(遠藤憲一)

冷め切った夫婦関係に秘められた芙有子の思いに、父・源平の失脚を竜一と共に目論んでいた息子の晃(細田善彦)の心も揺らぎ、計画は失敗に終わる。最大のチャンスを逃した竜一と竜二に対し、源平は妻を失った悲しみを打ち消すかのように、さらに暴走していく。

9月15日(火)の最終回2時間スペシャルに向け、第7話から双子の復讐劇も最終章に突入。ますます盛り上がりを見せるこのドラマで、「弱肉強食」が信条のギラギラとした経営者・源平を演じる遠藤憲一 に話を聞いた。

<遠藤憲一 インタビュー>

――久々の悪役となった源平という役どころについてお聞かせください。

源平は、ただ怖いだけの悪役と違って、商人として日本一になりたいという野心で暴走していく男です。基本は商人ということを頭の中に置いて、なるべく笑顔を多用しながら、その奥にたくらみがあるような雰囲気を出せればいいなと思いながら演じていました。

―― 芙有子(斉藤由貴) との関係性をどうとらえていましたか?

家族とのシーンは、源平の素が出てくる場所です。ただ、源平はやり方が下手くそなので、芙有子さんに近づきたいけどできない。それに子どもたちとも上手に接することができない。だからイライラをストレートに出しているので、家では笑顔はあまり出していないんです。でも、薄気味悪がられるけどね、奥さんの服の匂いを嗅いだりとか(笑)。

源平の娘・まゆみ(松本まりか)

――もし、『竜の道 二つの顔の復讐者』 の中で、好きな役を選べるとしたら?

演じてみたいのは、竜一、竜二のどちらかだよね。この年齢とキャラでは永遠に無理だろうけど(笑)。

復讐する側で、ヒーローっていう役は、選ばれた人しかできないと思うんだよね。怒りをメインにしつつ、そこにもう少し甘さを加えられる二人だからこそできる役だと思います。俺がやると、ギラギラ過ぎて嫌になっちゃうと思うんだよね(笑)。

――竜一、竜二の復讐劇もいよいよ最終章に突入します。

玉木君も一生君も、男っぽさと華やかさが強烈な二人が相手なので、源平が“ちんちくりん”だと復讐劇が陳腐なものになってしまいます。

竜一(玉木宏)
竜二(高橋一生)

戦いがいがある相手にならなきゃいけないので、魅力ある悪(ワル)を意識してきました。大嫌いだけど、つい気になってしまう源平の行く末に最後まで注目して見てもらえたらありがたいです。

<第7話あらすじ>

芙有子(斎藤由貴)を失った源平(遠藤憲一)は、悲しみを打ち消すかのように、さらに危険な経営へと暴走。以前にも増して仕事に没頭し、何とかして大手通販会社との契約を勝ち取ろうと躍起になる。

源平の焦りに乗じて、竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、曽根村(西郷輝彦)の手を借り、復讐の最後を飾るにふさわしい計画を実行することに。それは、キリシマ急便に恨みを持つ人物を利用し、源平に人を殺させることで社会から抹殺しようという作戦だった。

この計画ですべてが終わるかに思われたが、ある人物の裏切りにより、思わぬ方向へ。反対に、竜一が窮地に追い込まれてしまう。

一方、記者の沖(落合モトキ)が竜一を嗅ぎまわったことが発端となり、美佐(松本穂香)は、故郷にいる親族から竜一が生きているかもしれないと聞かされ、言葉を失う。にわかには信じられない話だったが、東京で“和田猛”と出会ってからのことを思い返した美佐は…。

美佐(松本穂香)